イタリアGPが終わって残り4戦

 そうなったかぁ…といった感想のイタリアGP。
 F1も残り4戦で、そろそろチャンピオンシップの行方も見えてきました。
 さてさて…。






 優勝は今季2勝目のバリチェロ
 ここ数戦パッとしないバトンを2位に従えての勝利ということで、勝ちは大きいのではないでしょうか。
 ベルギーでは結果の出なかったブラウンですが、ここイタリアでは安定したパフォーマンスを発揮しました。


 チャンピオンシップでブラウンGPの2人を追うレッドブルの2台ですが、ここはマシンの特性が合わなかったようで金曜から苦戦。
 結局ウェバーは早々にリタイア。
 ベッテルはレース終盤に3位走行中だったハミルトンがクラッシュし、なんとか8位で1ポイントを獲得といった展開でした。
 ハミルトンはポールスタートでマシンの出来も良かったのですが、最後は単独クラッシュと残念な結果に終わってしまいました。



 ポイントランキングでいうと、バリチェロは66、バトンが80。
 それをレッドブルベッテル54、ウェバーが51.5で追う展開です。
 しかし、イタリアでブラウンが復活してしまいましたし、この後の4レースもどちらかと言えばブラウンGPの方がマシンの相性がいいようなので、レッドブルはかなり厳しい状況になってしまいました。


 個人的にはブラウンの2人ならバリチェロの方を応援したいなぁと思うのですが、来季はドライバー変更の可能性も噂されていますし、チームとしてはこのままバトンに勝ってほしいのかもしれませんね。



 その他ではフォース・インディアスーティルが4位。
 フェラーリに移籍したフィジケラは14位スタートの9位でした。
 KERSの使用に戸惑ったのかもしれませんが、ライコネンが3位だったことを考えるとあまり良くなかったですね。
 金曜日は最下位でしたし、新マシンにここまで苦労するものなのか…と思ってしまいました。