「ジェフユナイテッド株式会社」への変更に思う

 試合もあって、遅くなりましたジェフの法人名が「株式会社東日本ジェイアール古河サッカークラブ」から「ジェフユナイテッド株式会社」に変更になるとの発表がありました
 個人的には以前から名称を変えた方がいいのではないかとちょこっと話していたことがありましたし、基本的には歓迎すべき話しなのではないかと思います。



 興味深いのはタイミングですね。
 公式発表にもある通り「UNITED PARK」の使用開始に合わせて、法人名の変更を行うようです。
 これによって新生ジェフが新たなスタートを切る…という意味合いもあるのかもしれませんが、もしかしたら増資とも関係があるんじゃないでしょうか。


 サポコミで三木社長は練習場にかかる建設費用を増資でまかなうとおっしゃっていました。
 社名変更に合わせて増資を行う企業もありますし、なんならかの関連性がある可能性としてはありえなくもないのかな…と。



 それと法人名から「JR東日本」と「古河」を消すことで、50対50の出資比率ではなくなる可能性もなくはないんじゃないでしょうか。
 もちろん、だからと言って現在の合弁企業から完全子会社化や親会社からの独立ということはありえないでしょうけど、比率に関しては変わる可能性…あるいは今後変わっていく可能性がありえるのではないかと。


 ただ、もしも例え出資比率が変わったとしても、状況が一変するかどうかというと別問題ではないかと思います。
 50対50の割合でも、数年前までは古河が主導権を握っていたし、現在はJR東日本の方が会社をリードしようとしています。
 比率が対等であってもどちらかの企業が中心となって、合弁会社を引っ張っていくというのは普通にある状況だと思います。
 もし現在の状況で出資比率が変わるとすれば、JR東日本が多めに増資するということではないかと思うのですが(サポコミでは両者に頼んで増資してもらったと話していたはずですから、片方の会社だけが増資するということではないはずです)、だからといって古河との関係が全くなくなるという可能性は低いのではないかと思います。
 関係性が薄れていく可能性はあったとしても。
 というか、すでに薄れてきていますけど。
 


 …で、ようするに何が言いたかったかと言うと、重要なのは内容ですよね、と言うこと(笑)
 法人名から親会社の名前が消えても親会社に頼ってばかりでは駄目だし、増資するということは増資した分の結果(本来の企業であれば収益ということになるが)が求められるということです。


 ジェフという名前を法人名に使った限り、それに恥じない頑張りを見せてほしいですね。