千葉が菊地を来週からテストへ


千葉が、ドイツ3部リーグのイエナに所属していたMF菊地直哉(24)を来週からテストする可能性があることが30日、分かった。菊地は不祥事で07年6月に磐田を解雇されており、サッカーの実力だけでなく人間的な成熟度などもチェックするとみられる。三木社長は「過去の過ちはあるけれど、再生の場を与えることも大事です」と話した。菊地はシャルケの練習参加後、練習するチームもなく、フランクフルトで自主トレをしている状態。テストに合格すれば、年俸2500万円(推定)で千葉に加入する可能性がある。(日刊
 ということで、獲得の可能性もありえる状況なのでしょうね。
 事件に関しては、コメント欄はてなハイクの方で考えを書かせてもらいました。
 基本的には記事内の社長の考えと同じものだと思います。
 非常に難しい問題であり、獲得するのであればしっかりと本人の現在の状況を調査した上で、行ってほしいと思います。



 …しかし、年俸高すぎじゃないですかね?
 日刊の選手名鑑によると、同年代では谷澤が2800万円、工藤が1600万円、岡本と良太が1200万円ですよ。
(まぁ、間違いも多いとは言われていますが。)


 海外での実績があるといってもドイツの3部チームで、行き先がなくなったから戻ってくる(シャルケのテストに参加するも不合格)感じなのでしょうし、事件後日本では初の社会復帰ということになるはずです。
 そういう意味で、こちらは「再生の場を与えてあげる」くらいの姿勢でいいように思うのですが。



 戦力としては期待できる選手ではないかと思っています。
 ボランチに関しては、監督が代わって大輔、坂本がDFラインに戻るかもしれないし、アレックスもサイドにずれる可能性があるのではないでしょうか。
 そうなってくると、ボランチは工藤、下村、中後、佐伯、米倉くらい。
 その中で守備能力が高い選手となると、下村くらいではないかと思います。


 もしもオシム監督風の(あえてオシム流とは言いませんが)サッカーを目指すのであれば、一発の個人技をもっている選手だけではなく、菊地のようなポリバレントとな選手が重要になってくるはずです。
 今のジェフにはそういった選手が比較的少ないと思いますし、補強ポイントとしては間違っていないように思います。