ピケJr.の代役に佐藤琢磨の名前が
中国GPで散々なレースをしたピケJr.のかわりに、またも佐藤琢磨の名前が上がっているそうです。
記事はこちら。
確かにタイムを見ても、厳しい状況ではありますけどね。
相手がアロンソなので今まではそれが免罪符となっているところがあるけれど、さすがに上海でのパフォーマンスでは不満の声が上がってしまう…ということかと。
ルノーも予算的には余裕の無いチームですから、ウェットだったとはいえマシンを壊されてしまうと困りますからね。
ただ、たぶんこのニュースはピケJr.にプレッシャーをかけるという意味合いが強いんじゃないでしょうか。
昨年はブルデーもそんな感じでお尻に火がついて、後半は復活しちゃいましたけど。
実際に交渉が動いているかどうかは、微妙なところではないかと。
昨シーズン中にもピケJr.の代役として名前が挙がった琢磨ですけど、その後ピケJr.のパフォーマンスが向上すると琢磨の名前はまったく挙がらなくなってしまいましたし。
今回もそんな感じじゃないでしょうか。
というのも、本気で交代を考えるのであれば、もう変えていると思いますしね(笑)
ちなみにF1-live.com経由とはなりますが、スペインのAS紙の同記事には琢磨に加えて、ブラウンGPで微妙な立場になっている(テストドライバー契約を解約されたがアドバイザーとして残っている?)アレックス・ブルツや、シーズンオフにもピケの代役として何回も名前が挙がっている、ルノー系列のディ・グラッシとロメイン・グロージャンの名前が上がっているそうです。
琢磨だけ報じるってのは、ちょっとズルイ感じがしますね(笑)
もちろん盛り上げたい気持ちはわかるんですけど、私としてはむしろもうぬか喜びは嫌なんですけどね。
F1の交渉って、そういった可能性レベルの話しの連続ですからね。
話し半分どころか3分の1、4分の1くらいで考えていかないと、気持ちが持たない(笑)
F1でもう一度琢磨を見てみたいのは言うまでもないのですが、冷静に考えて見ればそう簡単ではないのでしょうね…。