ロリー・バーン、ディフューザーに苦言

 バーンが話しているというだけで、読んで見たのだけれど…。


ディフューザーを通して空気の流れを適正化するよう設計されたフロアの穴は『スロット』と見なす」という考え方に反しているという。F1テクニカル・レギュレーションの3-12-5項には「ステッププレーンとリファレンスプレーンの表面に許される穴は、マシンを下から見た場合、その穴からいかなるパーツも見えてはならない」と記されている。
が、ディフューザーギャングのマシンのフロアに穴はなく、ステッププレーンとリファレンスプレーンとの間にはすき間がある。「すき間からパーツが見えても、それはすき間であって穴ではないから、レギュレーションには違反していない」というのが、ディフューザー・ギャング側の主張だ。(F1キンダーガーテン
 「穴からいかなるパーツも見えてはならない」ここがポイントなんだそうです。
 なるほど…。
 さすがに説得力があるなぁ。

「それは(テクニカル・レギュレーション3-12-5)14〜15年前に定められたルールで、長年だれもが同じ解釈をしてきた」
ブラウンGPのマシンを下から見ると、サスペンションが丸見えなんだ。ロス・ブラウンとはいい友達だが、それは個人的なことであって、プロフェッショナルとしての見解とは別問題だ。私は、フェラーリで働いているんだからね」
 そうか、ロス・ブラウンロリー・バーンという構図になるわけですね(笑)
 まぁ、本人達はそんなこと思っていないのでしょうけど。


 ディフューザー問題に関しては本日会議が行われて、決着が出る予定なはずです。
 


 そういえば、先日取り上げたホンダが1ポンドでチームを売ったという話し。
 「雇用を守るためだった」と言ってるけど、結局ブラウンGPは270人もの従業員を解雇したんだから、守れてないじゃん…。