Jリーグ4クラブが関西学連と大会設立か


サッカーJリーグの関西4クラブ(ガンバ大阪セレッソ大阪、神戸、京都)と関西学生サッカー連盟(西田裕之理事長)がタッグを組み、大学年代の大会を新たに立ち上げる計画があることが26日、分かった。高校年代や中学年代はJクラブの下部チームと一般の中学、高校のチームが一緒に戦う大会が既にあるが、大学年代は“空白地帯”で、新たな試みとして注目されそうだ。
出場機会の少ない若手に試合経験を積ませたいJクラブ側と、春に行われる大学サッカーの地域別対抗戦「デンソーカップ」に向けて強化を図りたい関西学生連盟の思惑が一致。19日に会合を開き、意見交換した。
計画では、Jクラブ側は大学年代のチームを持たないため、サテライト(2軍)や若手主体のチームを編成して対応。関西学生連盟は選抜チームを組む予定で、今夏からリーグ戦形式で実施する意向だという。(産経
 Jクラブの練習だけでは若手が育たない。
 サテライトリーグも機能していない。
 かといって無理にトップの試合に出場させる余裕もない。
 アマチュアチームを作っているクラブもあるけれど、今のところ目立った結果も出せていない。


 …そうやって考えていくと、大学と上手く連係していって、若手育成の場を作り出すというのは面白い試みだと思います。
 実際、大卒の選手がいきなりプロで通用するというケースも増えているわけですし、大学リーグの質は上がっているといわれていますし。
 もちろん、どうやって連係してやっていくかが重要ですけどね。
オシム監督の時なんかはそういった連係こそしてはいませんでしたけど、バンバン大学生チーム相手に試合を組んでいましたけどね。)



 ただ、以前から言ってますけど、オシム監督もNumberで話しているように、若手選手はむしろ育ってきていて、トップでの出場機会も増えていると思うんですけどね。
 反町監督あたりはそれでも足りないという意味でいったんだと思うし私もそうは思うのですが、「昔と比べて悪くなっている」という指摘は少し違うような気がします。
 ようするに試合に出場できる選手と、出場できない選手がはっきりしてしまっているということですね。
 特に「若手層の底上げ」という点においては、それが重要ということになります。



 でも、今はそれよりもオフの大量解雇の方が、サッカーのレベルを保つという面において気になる部分かなぁと思います。
 まだ、結城も馬場も根本も行き先が決まってないって言うんですからね…。
 不況もあってどこも新戦力には手が出し辛いとは思うのですが、まだまだ闘える選手達なはずですからね。
 そういった選手達が、もしもこのままいなくなってしまうとなるのであれば、個人的な感情を置いておいたとしても、サッカー的視点において残念なことなのではないかと思うのです。