谷澤「自分達の形を早く見つけないといけない」


山形は、昇格組と言っても、開幕戦でジュビロ磐田に6ゴールを奪って大勝。2戦目も引き分けて無敗のまま味の素スタジアムに乗り込んできた。連敗スタートになったFC東京が、しっかり守ってきたので攻め崩せはしなかったが、山形がやりたいこと(正確に言えば「やりたくても、できなかったこと」)は理解できる、そんな試合だった。カターレ富山も、しっかり守った上で、後半の最後の時間帯に攻めも見せて引き分けに持ち込んだかと思われたが、後半のロスタイムに東京ヴェルディ大黒将志に決められてしまった。攻めの形を作れない非力さはあるが、しっかりしたチームだった。(J SPORTS
 資金面も決して裕福ではなく、戦力面でも決して恵まれているとはいえないJ1初年度の山形ですら、自分達のさっかーをしっかりとやろうとしている…。
 小さなクラブでも同監督の下で継続的に積み上げてきたチームならば、そういった武器があるかもしれないけれど、山形の場合は小林監督が就任して今年で2年目。
 決して山形での経験が長いとはいえないはずです。


 それ考えるとやっぱり、うーん…と思ってしまいますね。


J1昇格組のモンテディオ山形も、J2昇格のカターレ富山も、自分たちを失うことはなかった。
 今のジェフの“自分たち”とはなんなんでしょうね。


 昨日の試合後、谷澤もこう言っていたそうですが…。


「自分たちの形を早く見つけないといけない。やろうとしていることができていない。選手の焦りがプレーに出てしまっている」(サンスポ