イエメン戦、熊本県内で5.5億円の経済効果


1月20日に熊本市の県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)であったサッカー・アジアカップ予選日本―イエメン戦について、県サッカー協会は9日、「県内への経済効果は約5億5300万円だった」と発表した。同協会が肥後銀行シンクタンクの地域流通経済研究所(熊本市)に委託して計算した。
試合観戦者約3万1千人のうち県外から観戦者は約1200人程度と計算。観戦者の飲食代や交通費など「第1次波及効果」4億5800万円、関連従業員の消費などの第2次波及効果9500万円、とした。(朝日
 こんな書き方されると大げさになってしまうけれど、経済効果なんてものは元々アバウトなモノですから、数字はそこまで気にしなくていいと思います。
 しかし、熊本県サッカー協会さんが喜んで発表してるってことは、それなりにいい効果があったんじゃないかなぁと。
 日本代表の熊本遠征は、熊本サイドから見れば成功と見ていいということではないでしょうか。



 ただ、考えて見れば日本のサッカー界って日本代表が全国のサッカーファンにアピールをして、Jリーグのクラブが地方の顧客を獲得するというのが大まかなシステムだったはずで、その日本代表が地方に行くことになったということなのですから、やっぱり色々と変化の次期に来ているんだなぁと。
 でもじゃあ、Jリーグのクラブが飛ぶ鳥を落とす勢いで頑張っていて代表人気が一気に衰退しているのかというとそうでもなく(それなら話しは早いんですが)、こと全国で新規ファンを獲得するという部分においてはクラブの方もまだまだな部分が多い…ってところが難しいところなんでしょうね。