[サッカー]「東京Vの身売り 集客・経営努力怠ったツケ」


身売り話が出る事態を「自業自得」と言う関係者もいる。93年のJリーグ発足時、Jの地域密着の理念と逆行して全国区を目指し、40億円以上かけてスター軍団を作った。客足が遠のいても地道に観客を増やす努力を怠り、01年に本拠を川崎市から東京都に移してもファン離れは変わらなかった。 (朝日
 あえてこういった見方をするとすれば、ジェフはフクアリ移転後、良く頑張ったよなぁと思います。
 もちろんそのあたりから強化部が頑張ってチームが強くなり露出が増えた部分も大きいとは思いますが、1つ間違えれば東京Vのような状況になっていた可能性もあったんじゃないかと。
 最後の大勝負で何とか生き残った…といった感じでしょうか。


 ただ、それでも油断するわけにもいかないでしょう。
 昨年のジェフのホームゲーム観客動員数は一昨年に比べて若干減っていますし、伸び悩み状況にあります。
 フクアリ移転後から一昨年まで、右肩上がりに観客動員数は増えてきていたのですが。
 “地域密着”の点においても、蘇我駅JR東日本のサポートのおかげで文字通り黄色く染まってはいますけれど、それだけでは“地域密着”とは呼べないでしょう。



 今年は練習場も出来ますし、少しずつより地域に愛されるクラブを作っていかなければいけないのではないかと思います。
 そのためにも、フロントがどのように愛されるクラブ作りを目差していくのか。
 “地域密着”と簡単に言うけれど、では実際にどういった状況を“地域に密着したクラブ”として考えているのか。
 そのあたりのクラブの方向性(方向性という言葉が曖昧なのであれば、クラブの中・長期的な運営方針と明確な目標を)を、もっと具体的に考えていかなければいけないのではないかと思います。


 まぁ、そのあたりの具体的な部分を考えているクラブなんて、国内には少ないんじゃないかとは思うのですが、でも下を見ていたってしょうがない。
 志しは高く持っていないければ、いずれ衰退してしまう。
 ライバルはサッカー界だけとは限らないかもしれないんですからね。
 だから、現状で満足するなんてことは一番良くないことだと私は思うのです。





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