[サッカー]祖母井GM「カップ戦の盛り上げ方に感銘を受けました」

 祖母井さんのコラムが日刊にアップされたのでご紹介させていただきます。


まさに薄氷の勝利でした。グルノーブルは25日、フランス杯10回戦で6部所属のアマチュアクラブ、グランド・サンテと対戦しました。彼らの本拠である、国内最北端の2万人の街は「1部クラブが来た!」とお祭り騒ぎ。その熱狂ぶりは、前半12分に“おらがチーム”が先制点を奪った時に、最高潮に達しました。
ほっとすると同時に、フランスのカップ戦の盛り上げ方に、私はあらためて強い感銘を受けました。まず一戦ごとに抽選を行い、次の対戦相手を決めるやり方が、日本とは違います。どこのサポーターも、次の相手が決まるのを、ドキドキしながら待つことになる。試合の日だけでなく、抽選会の日も、カップ戦の話題が世間を駆け巡るのです。(日刊
 他にも一部のクラブと下位リーグのクラブを戦わせて下位クラブのホームにするとか、カップ戦のスポンサー広告をユニやスタジアムなどいたるところにつけるなど、様々な工夫がされているとのこと。
 そうやって考えると、日本は宣伝不足というか工夫不足のようにも感じますね。


 私もカップ戦の抽選はもっと宣伝して、工夫してやって欲しいなぁと思っていました。
 ACLの抽選なども出場クラブのサポさんたちはネット上などで結構盛り上がっていたようだし(羨ましい…)、ナビスコ天皇杯ももう少し工夫して欲しいですね。
 


 最後に祖母井さんはこう締めています。


千葉でのナビスコ杯優勝は、私にとってとてもいい思い出です。一方で大会自体の盛り上がりには、少し物足りなさも感じていました。一方で欧州では、フランス杯のように権威と盛り上がりのあるカップ戦が、各国に存在します。ではどうやって大会の価値を高めているのか−。日本にとっても参考になる点は、非常に多いのではないでしょうか。