ウイイレ視点で見るミラー監督とオシム監督
もちろんネタです(笑)
ウイイレもそこまで詳しい方ではないと思うので、詳細は適当です。
今回はミラー監督が選手を選ぶ基準というのをウイイレ風のデータで考えて見ました。
基本フォーメーション
FW:ポストプレーヤー、180cm以上、攻撃力70以上、フィジカル70以上、ヘディング70以上(巻、レイナウド)
OMF:ドリブルキープ、攻撃力70以上、パス精度75以上、ドリブル精度75以上、レスポンス70以上(ミシェウ)
SH:ドリブラー、ドリブル精度75以上、スピード75以上、フィジカル70以上、シュート精度70以上、レスポンス70以上、ロングボール精度65以上(谷澤、深井、新居)
CH:パサー、パス精度75以上、レスポンス70以上、守備力65以上(工藤)
アンカー:守備力70以上、フィジカル70以上、スタミナ70以上(下村、戸田)
SB:守備力65以上、フィジカル70以上、ジャンプ70以上(青木良太、坂本)
CB:180cm以上、守備力75以上、フィジカル70以上、ジャンプ75以上(ボスナー、池田)
GK:フィードキック、ロングキック65以上、スピード65以上(岡本、櫛野)
75以上だと良い、70以上だとまずまず良い、65だと平均よりちょい上…って感じなのかなぁと。
まぁ、実際にゲームがどうだかは知りません(笑)
中にはその数値に達していない選手もいるかもしれませんが、詳しいところは放って置いて。
今回の場合、レスポンスは前からのチェンシング能力に関して。
SBにジャンプ力やフィジカルを求めているのは、中に絞ってCBのような動きをするからって感じです。
で、ミラー監督はこの基本メンバーに加えて…
OMF:飛び出し、攻撃力75以上、スピード75以上、シュート精度75以上(新居、深井)
SH:パサー、ロングボール精度80以上、パス精度70以上(レイナウド、根本)
CH:守備力70以上、レスポンス80以上、パス精度65以上(戸田)
こういった他のカードも使い分けていました。
DF以下守備陣には全く手をつけませんでしたけれど、その守備をベースとして攻撃陣は自由自在に入れ替えて、戦っていた印象です。
まるで“色の付いたピースをパズルのように組み立ててた”感じ。
この条件から外れた選手はあまり起用しませんでしたね。
松本はフィジカルなどに課題があり、中に切り込むプレーが期待できなかったから“理想のピース”とまではまだ行かなかったのでしょうし、根本あたりもこの条件下では当然SBでは起用できませんでした(天皇杯は除きますが)。
逆に前を向いてからのプレーに魅力がある青木孝太をなぜ1トップで起用しているのかなぁと疑問もあったのですが、この数値だけ見るとそこまで遠くもないのかなぁ…なんて思います。
ただ、1トップで起用することによって孝太の良さが出せるかどうかというのは、今のところまだ難しいかもしれませんが。
これは新居をSHで起用する時と同じですね。
ミラー監督の中での条件は満たしているのかもしれない。
けれども、そこで新居の中での一番の良さを出せるかどうかというのは難しいかもしれません。
まぁ、オシム監督も言っているように選手は時に戦術の犠牲にならなければいけない部分もあるわけですから、我慢して頑張らなければいけない場合もあるんでしょうね。
いろんなピースを組み立てて起用していたミラー監督ですが、クロッサータイプの選手(レイナ、根本)をごっそり放出しました。
代わりに獲得したのがアレックス。
ドリブラータイプの選手で、基本フォーメーション内のSHの条件にもあう選手だと思います。
そこから考えると、やはり来期は前からしっかりプレスをかけて、ドリブルでガツガツと行くサッカーを目差しているんだろうなぁと思います。
そういう狙いであるのなら、アレックスの補強はぴったりではないかと。
その分、SHの人数が若干心配ではありますけどね。
だから、今後補強するのであっても、そういったコンセプトに沿った選手を獲得するのではないかと思うのです。
クロッサータイプやエキストラキッカーではない選手を。
そうなると重要なのは、そのコンセプトでどこまでいけるかどうか、なのですが…。
ちなみに、オシム監督で考えると、こんな感じなのではないかと。
スタミナ多め
レスポンス高め
(片方だけでなく)攻撃力+守備力を重視
総合能力で判断
基本的にアバウトな感じ(笑)
ミラー監督の場合のレスポンスは前へのチェンシングという意味で書きましたけど、オシム監督の場合は判断スピードとか、判断力ですね。
トータルフットボールが目差す部分だから、ポジション事に細かな要求をするのではなく全選手に総合力を求めていた感じではないかと思います。
(もちろんその中でも大まかな役割分担はするが、試合に起用する細かな条件は作っていなかったはず。)
「ロナウジーニョでも守備に追いやれば怖くないんだよ」ってのが基本的な考えだから、例えば対面するSBにも守備力だけではなく攻撃力も求める監督さん。
理想が高く、ある意味で強化部泣かせの監督ともいえるのかなぁ…と(笑)
とはいえ、「スタミナ多め」と言っても運動量がない選手を起用しないのではなく、俊輔、三都主、遠藤などを試合で起用しつつ、もっと走らせようとしていたところがあると思います。
ミラー監督は“色の付いたピースを組み立てるのが得意な監督”でしたが、オシム監督は“色を付けたし自分好みに画を書き直していく(とはいえ初めの色=選手の良さを殺すことなく…)監督”なのではないかと思います。
こういった観点からしても監督と言うのは、1人1人全然違うんだなぁと。
まぁ、だからこそ見ているほうからすれば面白いんだけれど。
問題は適材適所、そのチームにあった監督を選べるかどうか。
それに関しては、見ていくしかないんでしょうね。
特にジェフの場合は、チームそのものが変わろうとしているわけですし。