トヨタがTF109を発表

 画像はこちらなどで。
 一番の特徴はハイノーズでしょうか。
 レギュレーションの変更でダウンフォースが不足されると予想されるため、ここでダウンフォースを稼ごうという狙いなのかもしれませんね。
 しかし、その分フロントサスペンションのアームは、かなり角度のあるハの字になっていますね。

 
 フェラーリがノーズを長くしてサイドポンツーンを短くしてきた分、トヨタのショートノーズが目立って見えます。
 どうもフェラーリはサイドポンツーンを短くする分、サイドポンツーン前の規制の少ないエリアにエアロパーツを色々とつけてきたようなのですが、他にこのアプローチをしてくるチームは出てくるんでしょうか。
 また、ノーズを伸ばし、そこにバラストを積むのではないかとも言われていますね。
 KERSを搭載することになればマシンの重心がより後方になってしまいますから、ノーズでバランスをとりたいのではないかと考えられるのですが…。


 このあたりは大幅にレギュレーションが変わった分、各チームのアプローチの違いが見えて面白いですね。
 しかし、サイドポッド下部の絞り込みあたりは、今年のトレンドになりそうな感じです。
 昨年までは無かったトヨタもやってきたところを見ると、ほとんどのチームが取り入れてくるんじゃないでしょうか。