工藤が日本代表合宿メンバー入りへ


千葉MF工藤は、鹿児島合宿メンバー入りに驚きを隠せなかった。初招集された7月以来2度目の代表候補合宿。「いいものを吸収して帰ってきたい」。166センチと小柄ながら、巧みなパスや切れ味鋭いドリブルを武器にトップ下、ボランチなどで今季32試合に出場。鹿児島合宿へ向け「ポジションにこだわらず、自分らしい運動量のあるプレーを見せたい」と、声を弾ませた。(報知
 工藤が代表合宿に招集される見込みのようですね。
 嬉しいことですが、しかしなぜこうも情報がダダ漏れ状態なんでしょうね…(笑)



 それはともかくとして、今の工藤は日本のサッカー界の中でも十分チャンスのある存在なのではないかと思います。
 遠藤、憲剛という素晴らしいパサーはいますけれど、それ以降のパサーというのはなかなか出てきていません。
 同年代には小林大悟や長谷部などはいますけど、まだ絶対的な存在にまではなっていないと思いますし、後輩にも10番タイプというのは少ない。
 北京世代でもパサーといったら梶山くらいではないかと。


 前方に突っかけるドリブラータイプは多いのですが、落ち着いてパスを散らし、ゲームを作れる選手は少ないのではないかと。
 そういう意味で、工藤には大いに期待しているのです。





 とはいえ、では今の工藤がチームに落ち着きをもたらすことの出来るだけの能力があるかというと、まだまだだと思います。
 ジェフに課題があるという影響も大きいのですが、まだ自分でゲームを作るまでにはいたっていない。
 チームの中のパサー役というだけであって、それ以上の存在ではないわけです。
 活かされるんじゃなく、自らが周りを活かす存在に成らなくては。


 代表に選ばれ、定着するとなれば、それくらいの能力が必要になってくるはずです。
 そして、私は工藤にそれだけのポテンシャルがあると思っています。
 そのためにはもう1皮も2皮も向けなければいけない。
 そうなるためにも、代表で遠藤や憲剛からいいところをしっかりと盗んできて欲しいですね。



 えー、その前に契約更改しっかり頑張ってね(笑)