犬飼会長「選手の目線がない」


日本サッカー協会犬飼基昭会長(66)は20日、Jリーグの秋―春制移行に反対するJクラブ社長に再度、苦言を呈した。この日、来年から新潟の社長に就任する田村貢常務が反対を表明したが、犬飼会長は「移行に反対する社長の主張は、寒いからお客さんが来ない、というものがほとんどで、選手の目線がない」と厳しい口調で話した。(報知
 客がこなけりゃお金も入らず(入場料収入減だけでなくガラガラのスタジアムになればスポンサー離れだって懸念される)、金がなければ選手も雇えないでしょうが…。
 今期だけでどれだけの選手が解雇されたと思ってんだよ…。
 選手の疲労の問題だって、秋春開催で夏場に試合が休めるかどうか証明されてもいないんだし。


 もういい加減、小手先の話ばかりじゃ飽きました。
 ネタにもなりゃしません。


 本気で秋春開催にしたいのであれば、御自身できちっとした実施要項を作ってメリットとデメリットを書き出して、然るべきところに出すべきでしょうが。


 いつまで逃げてるつもりなんでしょうか。
 ガキじゃあるまいし。
 なんでJリーグ側が議論して、推進派である会長は口先だでグダグダ言うことしかしてないんでしょうか?


 どれだけJリーグ側が頑張って議論して「やっぱり出来ない」という結論を出したって、この人は絶対に納得するつもりなんて初めからないんでしょうに。



 そういえば、現在発売中のサッカー批評ではインタビューで西部謙司氏がずばずばと犬飼会長を叩き切っていました(笑)
 曖昧な欧州スタンダードを掲げる犬飼会長と、パリで本場のサッカーに触れたご経験のある西部さんですから、その勝敗は明らかですよね。
 ちなみに、サッカー批評では秋春開催の試合日程のシミュレーションも行っています。
 当然、犬飼会長も試合日程のシミュレーションぐらいはせっせと御自身でやっていることを期待したいですね。
サッカー批評 issue41―季刊 (41)
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