大きなチャンスがあったからこそ…
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。
今のジェフはまさにやるべきことはやって、あとは運に任せるといった状況です。
しかし、やるべきこと…ようするに結果は出せなかった。
けれど、運だけはあるようです。
東京Vと磐田は共に敗戦だったわけですから…。
これは前節のミラー監督のコメントだけれど、今回も状況は同じ。
「(他会場の結果を受けて)勝ち点差は広がっていない。神は我々が好きなようだ」(報知)
チームにツキがあるのはわかった。
けれど、降格圏内を抜ける大きなチャンスが目の前に転がっていたからこそ、それをモノにできなかったショックの方が現時点では大きい。
この試合に関して前向きに考えるとするなら、何よりも得点が奪えたこと。
これは非常に重要なことでしょう。
前節までの数試合は全く得点のチャンスすらつくれなかったわけだから、清水相手に2得点もできたことは最終節につながる可能性もあると思います。
もっともそれをつなげられるかどうかも、当然チーム次第なのだけれど。
ただし、もしそれがつなげられて最終節で相手に勝てたとしても、現実的な問題として、次も幸運に恵まれるかどうかというのはわからない。
それは不運だとか運命だとかではなく、ここまでチャンスを確実にモノにできなかったチームにこそ、大きな問題があるわけで。
むしろ神様は今まで十分過ぎるほど、ジェフを優遇してくれていたんじゃないかな。
ともかく、「人事を尽くして天命を待つ」。
それで天が「ジェフは降格」としても、もう仕方がない状況です。
それでも最後まで戦うしかない。
それがサッカーですね。
詳しい試合の内容は、また明日。