犬飼会長の本当の狙いは?

「そうか!俺たちはとんでもない勘違いをしていたようだ…」
「どういうことです?」
「犬飼会長の最近の発言には、きちんとした狙いがあったのだよ」
「しっしかし、馬鹿みたいな…じゃない、ちょっと凡人では理解できないようなコメントで世間を騒がし、サポーターからも批判を受けてるじゃないですか!サポーターの意見は真っ当で、批判を受けるのも当然だと思いますよ!」
「これを見てみろ」


日本サッカー協会犬飼基昭会長(66)が提唱するJリーグのシーズン移行問題に関連して、日本協会・Jリーグ将来構想委員会が「7月下旬開幕・5月下旬シーズン終了」をシミュレーションしていることが10日、分かった。(報知
「こ、これは…!!」
「7月下旬開幕、5月下旬に閉幕。これでは初めに提唱していた秋春開催のメリットである夏の暑い時期を避けられないし、選手に明示したという夏休みも当然あるわけがない」
「そ、それじゃあ、ますますダメじゃないですか!?」
「ああ、そうさ、ダメなのさ。しかし、こうやってはっきりとしたダメな部分を見せれば世間はどうなる?」
「そりゃあ、みんな大騒ぎですよ!いまや日本サッカー界の批判の的です!」
「それだ!あえてダメな部分を見せて、世間を騒がせ、マスコミの格好の的になる!」
「そ、そんな馬鹿な…」
「おかしいとは思わないか?考えてもみろ、犬飼会長はあの浦和で社長を務め、欧州三菱自動車の社長も勤めた人物だ。マスコミや世間の扱い方など心得ているはずだ。」
「それじゃあ、もしかして…」
「そう!馬鹿みたいなコメントでマスコミや世間の注目をサッカーに浴びせることこそが、犬飼会長の真の狙いだったんだよ!!」
「な、なんだってーーー!!」



 あるいは。



「政治家の常套手段さ。」
「というと…?」
「世間からの大きな反発が予想される提案から目を背けるために、他の提案で話しを濁す。…そう!天皇杯の最強チームの話しは、秋春開催を強引に進めるためのオトリにしか過ぎないのだよ!!」
「な、なんだってーーー!!」




 …ぐらいに、裏のある狙いがあってほしいなぁとむしろ願っております。
 もうなんていうか馬鹿馬鹿しくって(笑)


 ジェフとしてはとにもかくにも残留争いに集中したい状況ですから、サポとしてもあまり真剣にこちらに力を注ぐのはどうなのかなぁと思ったり。
 とりあえず、実際に裁定が出るまでは鼻で笑っておくぐらいがちょうど良いんじゃないか…とか思っています。


 …とは言うものの、個人的に一番嫌なのは、結局理事会で処分がお流れになって会長に「とりあえず今回は勘弁しといてやる」とか言われるパターン。
 いやいや、勘弁どころか悪いのはどっちよ?ってなるのが、もっとも気持ちの悪い展開かなぁと。
 そう考えると、やはり処分されて第3者機関へ訴え、そこで白黒つけてもらうってのが一番かなぁなんて思うのですが。