11年から500万ユーロエンジン

 確定ではないのでしょうけど、2011年から500万ユーロで他チームにエンジンを供給しなければならないという案が、満場一致で決定したというニュースが一部で報じられています。
 まぁ、前にも言った通りです。
 FIAが「500万で売るかエンジン統一するかどっちかだ」とチームに脅して、脅されたチームは不利益な方だけ持ち上げて世論を味方につけてFIAと交渉する…と。
 F1では日常茶飯事な政治的なやり取りですね。
 もちろん交渉事なので決裂することもありますけど、結局はどこか無難なところに納まるのもいつものこと。
 「満場一致」といっておいて、あとでブーブー文句を言うのもいつものこと(笑)
 そして最大の問題(今回の場合、予算の削減)はいつの間にか棚上げになっている…というパターンですね。


 それよりもKERS、予想通りではありますけど来期は導入を見送るチームが多いようですね。
 運動エネルギーを回収すること自体はメリットがあるようですが、そのシステムの比重が課題になるんでしょうか。
 こっちの話しの方がエンジン統一より気になりますね。



 

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