中国GPでのマッサとハミルトン
マッサ、力負けといった感じ。
ここ数レース好調だったマッサですけど、やはり本来の実力はまだもう少し足りないところがあるのかなぁと思います。
「独走状態に入ると強い」という珍しい性質を持つドライバーといわれているマッサ。
こういったライバルを追い上げる展開になると、途端に弱くなっちゃうのかなぁ…。
基本的にはそこまで応援してみていたわけでもないのですが、「あの課題も多かった甘いお坊ちゃんが(失礼)、一皮向けてチャンピオンになる」って筋書きも結構面白いのかなぁ?と漠然と見ていたんですけどね(笑)
やはり純粋な実力だけを見ると、ハミルトンが一枚上手なんでしょうか。
ここ数レースの危険なドライビングから、やたらと批判が増えているハミルトン(だからこそマッサの純粋なイメージが際立っているような気もする)。
でも、ここではしっかりとやってのけましたね。
メンタル的に弱いんじゃないかと凄い勢いで言われ始めて、ただでさえプレッシャーがかかるところにますます追い討ちをかけられた状況ではあったのですが、このレースではほとんど大きなはミスなし。
これでチャンピオンシップにおいて俄然優位な状況で、最終戦ブラジルに臨むことになりますね。
「静かなドライバーが多すぎる!」とここ数年、欧州のマスコミは文句をいっていたのだけれど、実際にうるさすぎるドライバーが出てくると、批判の対象になっちゃうようですね(笑)
まぁ、あれはさすがに…というところはあるのだけれど、現実問題として荒いドライバーとファイター系のドライバーって紙一重だったりするんでしょうしねぇ。
まぁ難しいですよね。
批判をしつつも、内心は「話題性があって部数が伸びる」とニヤニヤしてるのかもしれないし。