ナイトレースの感想
予選までは思ったより明るくて、良かったですね。
でも、決勝は逆にその明るさが災いして、すんごい目が疲れてしまいました。
まぁ、上のエントリで書いたように自分の体調が悪かったので、そう感じただけかもしれませんが(笑)
「夜景がきれー」って言う感想もあったようだけど、夜景見るなら函館や長崎に行ったほう絶対に綺麗ですよ(笑)
(日本三大夜景のうち神戸のは見たことないので知らないけれど。)
もしこの夜景の分危険性が増してますます安全性を求める方向にマシンのレギュレーションが行くのであれば、やっぱり反対ですけどねぇ。
レースがつまらなくなるし、それでは本末転倒。
危険性に関しては1レースだけでは、なんともいえないんじゃないでしょうか。
夜景に関しては見ているほうとしては、そのうち飽きてくるんじゃないでしょうか。
私も予選の時はすごいなぁと思っていたけど、すぐ飽きてしまいました。
まぁ、レースを見ようと思ってテレビをつけているんだから、そんなもんなんでしょうね。
レースの方は、アクシデントがあったことで先の読めない展開になりました。
シンガポールGPはウォールがコースの真横にあるわかりやすい市街地コース。
これによって1つのミスでウォールに接触して大惨事となり、レースが荒れやすい展開になります。
同じ市街地でもバレンシアは道幅もランオフエリアも広い作りでしたから、そう荒れた展開にはならなかったですけどね。
でも、これをどう評価しましょう(笑)
ランオフエリアが狭くウォールが近いという事は、危険性がますということ。
だからF1サーキットの中でもきってのチャレンジングなコーナーで、多くの歴代ドライバーが評価していた鈴鹿の130Rも「F1では危険だから」ということで改修させらてしまった。
それに続いて、鈴鹿と並んでF1でもチャレンジングなサーキットといわれてきたスパ・フランコルシャンも、なんと大幅改修の噂が出始めているとか…。
それを考えると、確かにシンガポールあたりは全体的にスピードが出づらいレイアウトだからそこに違いがあるとはいえ、なんだかやろうとしていることがちぐはぐじゃないかい?と思わなくもない。
まぁ、F1にそんな「筋の通った話し」を求めようってのが、間違っているのかもしれないけれど。
でもそれならつまらないレイアウトの富士に「安全性で劣る」ということで鈴鹿からF1を持っていくなよなぁ…と思うんだけど。
(いやでもシンガポールのターン5はなかなか面白かったですけどね。)
ただ、まぁ「先の読めない展開」…ということで確かに見栄えはよかったかもしれないけれど、個人的には純粋にバトルを見たかったです。
シーズンも終盤に入って、1ポイントの差で様々なことが大きく変わってくる時期ですしね。
特に上位3台マッサ、ハミルトン、ライコネンの直接対決は、とても楽しみだったんですけどね。
その中でもマッサは予選でも素晴らしい走りを見せていて、「一皮向けたのか?」と思っていたので、あのような形は非常に残念。
フェラーリが導入したあのピットのシステム、最初から懐疑的な意見ばかりだったけど、ここにきて大きなミスをやらかしましたね。
マッサ、可哀想に。
予選はマシントラブルが出て悔しがっていたアロンソが優勝。
久々にアロンソの走りというのをしっかりと見れた気がします。
2位のロズベルクも久々ですね。
地味にグロックもいい走りでした。
目立たないけどいいドライバータイプ、なのでしょうか。
そんなこんなで次は富士ですか。
さて、どんなレースになるのやら…。