谷澤のゴールは残留してから評価されるのでは

 最近の活躍が認められ、谷澤に社長賞が出るそうで…。うーん。
 別にオシム監督がそういったものに反対だったからというわけではないけど、チームとしてその考え方というのはどうなんですかね。



 谷澤はもちろん頑張っているしそれを否定するつもりは全くないのだけれど、谷澤の頑張りだけでチームが結果を残しているわけではないのもまた確か。
 記事を信じると3連戦中2ゴール2アシストが評価されたような感じだけれど、じゃあ池田とかはどうすれば評価されるのってことになりますよね。
 安定して頑張っているという意味では、実は池田の方が勝点への貢献度は高いようにも思うんですけど…。
 あのポジションであのプレースタイルだから、あまり目立ちはしないですけどね。


 もちろん札幌戦に谷澤が決めた試合終了間際のゴールはまさに「値千金」で、もし残留したらあのゴールが『チームの将来を変えた』と後に言われるのかもしれません。
 それくらい素晴らしい得点だったと、私も思います。
 けれど、それもこれも残留を決めてからの話しでしょう。
 1年間を通して分析してこそあのゴールの価値が精確に計られるはずで、それならば契約更改の時に評価すればいいんじゃないですかね。
 だって、もしも万が一この後に谷澤が大きなミスをしてそれで降格してしまったなんてことになったとしても(あんまりこんな話しはしたくないですけど)、「社長賞を返せ」ということにはさすがにならないでしょうし(笑)
 かといって年俸をその分減らすというのも違うと思うし。





 個人的な意見ですけど、こういった考え方は監督が変ろうとも組織が変わろうとも、継続して欲しかったんだけどなぁ…。