佐藤琢磨、トロ・ロッソをめぐる噂のまとめ
トロ・ロッソで好調のセバスチャン・ヴェッテルは、引退するデビット・クルサードの後釜として、姉妹チームであるレッドブルへの昇格が決定。
これでトロ・ロッソのシートは1つ空き。
トロ・ロッソのもう1人、セバスチャン・ブルデーもなかなか結果が出せず。
今後のレースで結果を出せなければ、来期の契約はないと言われています。
トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーは「ベテランと若手の組み合わせが理想」とのことで、その条件下で来期ドライバーの噂がいろいろと出てきています。
そんな中、佐藤琢磨と若手でレッドブル育成ドライバーの1人であるセバスチャン・ブエミのテスト参加が決定。
2人は来期ドライバーの第一候補といわれているようです。
(しかし、トロ・ロッソはセバスチャン好きだなぁ…。)
クルサードが次レースのイタリアGPでの早期引退が噂され始め、2人のうちどちらかが(ここはブエミかな)残りレースをトロ・ロッソで走る可能性もあるとかないとか…。
しかし、ここに来てお尻に火がついたブルデーが調子を上げきました。
ブルデーはF1ではルーキーだけど、アメリカでのチャンプカーでの経験もある29歳のベテラン。
もし残留となればベテラン枠となるのではないかと。
一方で、BMWでなかなか結果の出せなかったニック・ハイドフェルドが放出され、トロ・ロッソ入りを目差すという噂も。
そのBMWにはフェルナンド・アロンソか、アロンソがフェラーリ入りした場合にキミ・ライコネンが入団するのではないか…と。
そのニックもここ数試合で調子は上げていますが、BMWは早期に明らかにするとしていた来期のドライバーズラインナップ発表を延期すると昨日表明。
「ドライバーではなくマシン開発にお金を投資したい」というのがBMWのモットーでしたが、方向性を変更する可能性も出てきたようです。
今のところベテラン枠には、ブルデー、佐藤琢磨、(他のドライバーの動向で)ハイドフェルド…。
アメリカ行きの噂も出たアンソニー・デビットソンはなさそうですね。
若手枠ではブエミ、ブルーノ・セナあたりでしょうか。
佐藤琢磨はホンダのエンジン付きで…という噂もありますね。
現在トロ・ロッソが好調なのも「搭載しているフェラーリエンジンのおかげ」と言われており、フェラーリエンジンの契約は来期まであるのですが、その契約をレッドブルが貰い受けるという話しが出ているようです。
レッドブルとしてはセカンドチームに負けてしまうなんて、本末転倒でしょうしね。
しかし、ホンダもどこまでサポートしてくれるんでしょうか。
ここ2試合、ホンダはフェース・インディアと絶賛最下位争い中(笑)
佐藤琢磨がもし目立ってしまっては、メンツが潰れてしまうのでは…。
もちろん佐藤琢磨が復帰して、そのチームにホンダの名前が付いていれば若干の宣伝効果…というか多少の信頼回復はありえるかもしれませんが…。
まぁでもホンダのエンジンも回ってないんだろうから、そこまで心配することもないのか(笑)
一時期デビットソンの名前が出たのも、ホンダとの絡みなのかなぁ。
ホンダ(というか元BARか)はデビットソンに、ずいぶんと入れ込んでいるようですしね。
でも、さすがにデビットソンではホンダの宣伝効果を考えると弱いんじゃないかと思いますが…。
さてさて、どうなることか。
どう転んでもおかしくないだけに、見守るしかないですね。
まずは18日のヘレスでのテストか…。