Jリーグ選手協会と犬飼会長が初会談


“労使交渉”で焦点となりそうなのは、日本と世界の移籍のシステムが異なること。日本以外では通常、契約が切れた選手は移籍金なしで移籍できるが、Jリーグでは30歳未満の選手には移籍係数があり移籍金が発生する。(報知
 30ヶ月ルール(クラブとの契約が切れても国内で移籍する場合30ヶ月は移籍金が発生するというやつ)もなくなるわけですし、当然移籍係数に関しても変わっていく可能性はあるでしょうね。
 アジア枠の導入、秋春制への以降検討、30ヶ月ルールの廃止…など、段階的にではありますが大きな変革をしようとしているのかなぁと思える最近の日本サッカー界。


 問題はそれが実際にどういった変化を及ぼすのかですね。
 課題となっているところを修正していくのはもちろん良いことですが、それらによってバランスが保たれていた部分もあったわけですし…。
 「世界基準に近づくんだ!」と聞くとなんだか良い方向のように聞こえてしまうけれど、世界基準で対等に争ったりしたらJリーグのクラブなんてちっぽけなもので、極端にいえば競争に負けて潰れてしまうクラブだってあるか知れない。
 変革を目差すにしても、様々な意見を聞いて協力できるところは協力しながら、やっていって欲しいと思います。


 犬飼さんは知識も豊富でアイデアもたくさん持っているように見えのだけど、どうもどんどん自分の意見を言い過ぎているというか、バランサーではないようにも感じる時もあります。
 でも、本来リーダーに一番必要な部分って、様々な意見を取り入れてその中で正確な意思決定をする…ようするにバランサーとしての素質なんじゃないのかなぁ?と思うのですがね…。