攻守において数的優位を作るために

 いろんな五輪代表の記事が出てますけど、一番共感できたというか面白かったのは後藤健生氏の意見
 テキスト形式ではこちらTBSラジオポッドキャストでもほぼ同じことを言ってますね。
 いわく、内容は良かったけれど、今の日本のサッカーはクラブなどでもみんな同じ問題を抱えていて(クラブユース年代でも)、前線に人数が足りていない、リスクが冒せていない問題が出てきてしまっているとのこと。


 確かにジェフもそうですけど、そういった傾向のチームが多いですね。
 北京五輪代表ばかり責められてるけど、別にあのチームだけの問題じゃない。
 日本サッカー界全体が抱えている問題といえるのでしょう。


 今のジェフはそこまでリスクを冒せる状況ではないという声もあるでしょうが、点を取れない限りは勝てない。
 守備もアンナ状況では例えリスクを減らしていったとしても、スコアレスドローを狙うのも難しいでしょうし。
 もう少し攻撃的に行かなければいけないんじゃないかと思います。
 行くところは行く…といった感じで。




 結局、体格のハンディがある日本人チームが戦っていくためには、攻守において数的優位を作ることが大きな目標となってくるはずです。
(クラブチームならスペシャルな外国人FWを並べて少人数でやっていくことも可能かもしれないけど、代表ではそれは無理だし、ジェフはそういった戦い方をあえてしてこなかったチーム。)
 そのためにはリスクを負うという意識とリスクマネジメント、そして選手たちの運動量が何よりも欠かせないはずです。
 そのあたりの当たり前の部分というか基礎的な部分を忘れないことが、重要なのかもしれませんね。