明日は神戸戦 形は出来てきた、次は結果を!

 先日の新潟戦とこの前のG大阪戦で、ようやくどのように攻撃するのか、攻撃の形が見えてきました。
 巻の1トップにして中盤を厚くし、サイドを押し上げて、そこからクロスという作戦。
 シンプルではありますけれど、実際にそれを作り上げるとなれば簡単ではありません。
 細かな連係や約束事を、選手達にみっちりと教え込まなければいけないわけですから。




 では、なぜこの形になるまでに時間がかかってしまったのか(といっても監督が変って2ヶ月しかたってないですけど)、レイナウドを軸にする攻撃を試すなどある意味で「遠回り」をしてしまったのか。
 それはたぶん、ようやく巻が“使えるようになったから”ではないでしょうか。


 ミラー監督が就任してすぐの頃は巻が負傷中で万全ではなかったですし、6月は代表に招集されて飛騨キャンプにも参加できませんでした。
 巻は最近になってチームに合流することができたということですね。
 もし巻がキャンプに参加できていたのなら、もっと早くにこのパターンを形成することができたんじゃないかと思うし、もしかしたら試合結果も変わっていたかもしれません。
 そう思うと、ますます…。



 
 まぁ、そのあたりは今さら言ってもどうしようもないので、守備の基本も早々に出来ていたわけですし、これで攻撃の方もはっきりとしてきた。
 もちろん細かな部分はまだまだ直していかなければいけませんが、攻守に形が出来たことであとはまっすぐ前を向いていけばいい。


 下準備が出来て、ようやく戦うための基盤が出来てきたんじゃないかと思います。
 これからですね。
 明日の試合から、再スタートを切ってほしいと思います。