熊本県がロアッソ熊本に出資


J2ロアッソ熊本の運営会社「アスリートクラブ熊本」に、熊本県が500万円出資することが30日の県議会で承認された。熊本市も同額の出資を既に決めている。
運営会社は資本金1億1100万円(今年3月末現在)。主に熊本県内の企業が出資しているが、約1億5000万円の債務超過状態になっていて、増資などで経営状況の改善を図っている。(日刊
 経営や運営面に関しては評判は良かった方だと思うロアッソですら、こういったニュースが出てしまうことを考えるとやはりまだJ3構想は早いんじゃないかと思います。


 もしJ3を作ってJ3がビジネス的に失敗すれば、当然J1やJ2も痛みを分かちあわなければいけないでしょう。
 でないと、J3のクラブが潰れることになる。
 でも、そこまでJ1、J2に体力があるかというと…。


 じゃあ、J3成功の目安はどこか?といったら、まずはJ2に目を向けるべきじゃないかと。
 J2がビジネス的に成功しているのか、潰れそうなクラブはないのかなどビジネスとして総合的に見て行って、Jリーグ全体で利益を拡大する余地はあるのかを判断する。
 そう考えていくと、やっぱりまだまだ厳しいんじゃないかと私は思います。


 もちろん今のままのJFLの名前だけを変えるのは簡単かもしれませんけど、それではあまり意味はないと思いますしね。