大分原強化部長、根本移籍に関し「千葉から正式オファーが届いた」


大分トリニータのMF根本裕一(26)が千葉へ期限付き移籍をする可能性が出てきた。大分の原靖強化部長は26日、「千葉から獲得の正式オファーが届いた。シーズン途中で大迷惑だが、功労者でもある根本の意向も尊重したい」と、これから球団間の協議をしていく。
原部長は鹿島戦後の25日深夜、根本と面談。根本は「在籍年数(5年目)がいつの間にか高松、西山に次いで3番目になった。大分にすごい思い入れがある。早急な決断はできない」と揺れているという。
最下位の千葉はアレックス・ミラー新監督が就任し、巻き返しに必死。左サイドの専門家根本を評価し、「早く合流してほしい」と2009年1月末までの期限付き移籍を望んでいる。
少人数体制の大分としては「出したくない」(原部長)のが本音。しかし根本はMF鈴木慎吾(30)の加入(07年7月)で出場機会が減少。プロとして「出場機会」を最優先に考えれば、千葉への移籍を決断することになりそう。(大分合同新聞
 ということで、向こうの大本営と思われる大分合同新聞も記事にしていますので、あとはクラブ間の協議次第となるのかもしれませんね。


 記事中にもあるように、大分側からしても根本の年齢や出場機会なども考慮すれば、移籍も考えなければいけない。
 しかし、本音を言えば長く在籍した選手に出て行って欲しくない…といったところでしょうか。
 もちろん戦力的な問題もあるでしょうが、鈴木慎吾もいるし、家長もいるし、金崎くんもいるしと考えると…。



 ともかく、両クラブと根本本人の三者がしっかりと話し合って後悔のない結論を出して欲しいと思います。