EURO2008 イタリアらしいサッカー

 スペイン対イタリア。


 イタリアは非常にイタリアらしいサッカーでしたね。
 理由の1つは決勝トーナメントだということ。
 やはりどのチームもトーナメントまで来ると、どうしてもリスク管理が厳しくなってきます。
 中盤の守備もグループリーグまでは結構前へガツガツいっていましたが、この試合ではDFラインとブロックを作ってリスクの少ない守り方をしていたと思います。


 それと、ピルロが出場停止で不在だったこと。
 予想通りですが、これが大きかったですね。
 中盤でパスを散らす選手がいないため、カウンターを狙うしかないと試合前から決めていたのではないかと思います。
 ピルロがいなくなったことで、やることははっきりしていたんだと思います。



 けれど、どうしても攻撃の最後の部分がもう1つでした。
 他の選手の問題もありましたけど、もしピルロがいたらどうなっていただろう?とつい思ってしまいました。


 別にイタリアを応援していたわけではないんですけど、好調のスペインと万全の状況でのイタリアの対決を見てみたかったなぁと思います。



 まぁ、それを言ったらピルロよりもカンナバーロを見たかったですど…。