淀川社長、ついに退任

 臨時更新。


本日開催いたしました弊社取締役会におきまして、任期満了に伴い代表取締役社長について以下の通り内定いたしましたのでお知らせいたします。4月25日に開催いたします株主総会を経てその後の取締役会で正式決定の予定です。
【 退任 】
2008年4月25日付 退任予定
代表取締役社長  淀 川 隆 博 (よどがわ たかひろ)
ジェフ公式サイト
 さて、皆さんのおっしゃるとおりなら、これでジェフは全てよくなるんですね?
 本当ですね?
 純粋な私は信じちゃいますよ?(笑)





 という冗談はさておき、私の主張はずっとこうでした。
「今の社長が良くなくても、がらがらポンッで次の社長が来たらよくなるかどうかはわからない。」
「だからその負のスパイラル(笑)を変えなきゃ、社長を変えたって意味がない。」
 というものです。


 岡社長が良かったのも、たまたま定年を迎える時期だったからじゃないかとおっしゃる方もいらっしゃるわけだし。





 …しかし!


【 新任 】
2008年4月25日付 就任予定
代表取締役社長  三 木 博 計 (みき ひろかず)


略歴
1949年12月20日生 58歳
1972年 3月 山梨大学 工学部土木工学科 卒業
1972年 4月 日本国有鉄道 入社
1987年 4月 東日本旅客鉄道株式会社 東京圏運行本部 小山保線区 首席助役
2000年 7月 株式会社東日本ジェイアール古河サッカークラブ
       常務取締役総務部
2001年 4月    同  代表取締役専務
2004年 6月 東日本旅客鉄道株式会社 東京支社 品川駅長
2007年10月 株式会社ジェイアール東日本都市開発
        開発事業本部 開発企画部 担当部長

 なんと、予想だにしなかったJR東日本出身の社長さん。
 しかも、三木新社長はジェフの専務だった経験がおありで、ジェフに復帰ということになります。


 これが何を意味するんでしょうか。
(まぁ、退任理由は簡単に予想できるけど。あれだけマスコミに書かれれば取締役も黙ってないだろうし。)







 祖母井さんや唐井さんには評判の良いJRだけど、傍から見ると「ジェフに無関心な親会社」ともとれなくはなく…。
 散々文句を言われている古河だけど現場のスタッフ集めなどでの点では、ジェフに貢献していた部分もあるわけで。


 けど、これからはJRが本気でやってくれるんでしょうか?
 唐井さん曰く「JRが本気を出せば、ポンッと練習場くらい造ることは可能だろう」、「けど、古河に気を使っているのかな」なんて言っていたけれど、その状況が変わると言う可能性もあるんでしょうか。



 それとも、ここ数年でJEFの人気が高まったことで、結果的にJRと古河の派閥闘争になり、それに負けたのが古河ということでしょうか。
 それだったら、この人事交代も決して手放しで喜べるわけではないのかもしれません。
 あるいは、古河自らがジェフからの撤退を望んだ可能性もありうる…。







 ともかく、ここからジェフが大きく変わる可能性もあるのでしょう。
 もしかしたら、アマル監督の解任だとか方向性が変わるとか日本代表選手の大量流出なんか以上に、ジェフにとって大きなターニングポイントにいるのかも知れません。