東アジア選手権が今日開幕


今週17日から中国・重慶で始まる東アジア選手権反日ムード一色の中、2004年アジアカップ1次リーグを戦った因縁深い地で、岡田ジャパンは初タイトルに挑むことになる。
 昨日、北朝鮮や韓国ネタを使って無理矢理気持ちを高めようと思ったのですが、やっぱりダメですね(笑)



 やはり辞退した選手が多いこと。特に前線の選手がいないことは見る側にとって非常に惜しいですね。
 なんだかんだいってもっても、岡田監督になって守備陣は内田以外変っていませんし、中盤も啓太、憲剛、遠藤は固定。


 岡田監督が、前線の3人にどういった役割を任せるのか。
 その上で誰をレギュラーで起用していくのかというにとても注目していたので、高原、大久保、巻の欠場は残念でなりません。
 まぁ、仕方ないとは思いますけどね…。




 もちろんそれ以外にも戦術的な上積みとか選手のテストとか、見所はあるっちゃあるわけですが。











 それと、やはり対戦相手ですね。
 もう少しネームバリューのある相手だったら、見る側のモチベーションも上がるのですが…。




 けれど、逆に岡田監督はこの時期に東アジア選手権があることを、意外と「よしよし…」と思っているのかもしれません(笑)
 普通の親善試合ではこんなに長期間選手とあわせることは出来ないでしょうし、こういった大会がなければ3試合も親善試合を組めないでしょう。
 ボスニア戦、チリ戦と、連続して親善試合を行ったばかりですしね。
 それに、最終予選だって控えているわけですし。 






 また、西野監督が言ったという「五輪代表を送ればいいんじゃないか」と言う意見には、五輪代表の強化面のことを考えると私は大反対です。
 五輪代表は反町監督が就任してから、何度も何度も何度も何度も、イヤというほどアジアと試合をしてきました(笑)
 H&Aで行われた日中韓三カ国に始まり、アジア競技大会、夏に行われた中国遠征に加え、アジア五輪予選…。


 もういいでしょ。
 これ以上アジアと試合をする必要はないと思います。




 「北京五輪のテストになる」という意見もあるようですが、昨年夏の中国遠征は現地ではプレ五輪という位置づけで行われていました。
 季節も本大会と同じということで敢えてあの時期に大会を組んでいたわけで、それでもう五輪のテストは済ませているはずです。


 しかも、2006年に行われた3カ国交流戦も中国で行われています。
 これが行われたのも本大会と同じ8月で、このチームは本大会に向けて過去2年間、毎年本大会が行われる8月に中国遠征を行っていることになります。








 もう五輪代表は本大会まで時間がないわけだし、これまでほとんどアジア以外の国との親善試合を組んでいない五輪代表チームにとっては、中国でのテストよりアジア以外の国と戦うことの方がずっと重要なんじゃないでしょうか。
 


  
 厄介払い的に五輪チームを送るって言う意見については、なんともいえません(笑)