日本人がフォースインディアのマシン開発リーダーに

 古いニュースだけれど日本人のHaga Akio(羽下晃生?)氏が、フォース・インディアの来期マシン車体開発責任者に任命されたとの発表がありました。
 F1速報にチラッと書いてあったんですが、マイク・ガスコインルノー時代に成功したテクニカルチーム2頭体制を目差しているようで、来期のマシンはHaga氏がその次の年のマシンはイアン・ホールとジェームス・キーが担当することになるのこと。


 フォース・インディアのテクニカル部門はガスコインがトップ。
 それを補佐する形でマーク・スミスがつき、その下にホールとHaga氏が置かれる形になりました。
 ですので、Haga氏はテクニカル部門の上から3番目の重役を任されることになります。
(ジェームス・キーはこのチームでジョーダン時代から継続してテクニカルディレクターとなっていますが、実際にはホールと共同作業で再来年のマシンを作るということなのだそうで、ちょっとそのあたりは複雑です。)






 個人的には日本人が作ったF1マシンが見たい!と夢を見続けていますので、非常に嬉しいニュースです。
 一方で、ホンダ、トヨタスーパーアグリと日本チーム盛りだくさんな状況で、そちらでは日本人デザイナーや日本人メカニックがあまり目立たいのは非常に残念。
(日本チームでの日本人首脳陣達はもっぱらマネジメントとか環境の整備がメインだし。)


 近年で目立った日本人メカニックといえば、3年ほど前に飛びぬけて速かったルノーのスタートシステムを開発した方でしょうか。
 その方は日産からの出向でマクラーレンなどからオファーが来たけれど断ってしまったから、そこから目立たなくなりましたけどHaga氏にはもっと上を目差してほしいなぁと思います。
 もっともHaga氏も、トヨタあたりが出身なのかもしれませんが。
 







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