FC東京が3億円で水本獲り


東京が移籍金推定3億円の長期大型契約で日本代表DF水本裕貴(22=千葉)の獲得に乗り出したことが24日、分かった。天皇杯準々決勝敗退から一夜明けたこの日、都内で両者が1回目の契約交渉を実施。東京側は満額の移籍金に加えて、今後10年間、守備の要として期待する方針など条件を提示したもようだ。
 FC東京が水本と交渉を行った、とのこと。
 「今後10年間、守備の要として期待する」って、そりゃ水本のような選手と契約したら、どのJクラブでもそう思うでしょう。
 でも、賢い水本ならポジションを確約されるような口説き文句は、逆効果なんじゃないでしょうか。
 移籍するということは、チャレンジするということですもね。



現在水本の所属する千葉をはじめ、G大阪と名古屋も獲得に名乗りを上げており、争奪戦が予想される。水本自身も「オファーをいただきながら、お会いしないのは失礼ですから」と慎重で、今後も積極的に移籍を検討するのではなく、あくまで千葉残留を念頭に、他クラブとの交渉に臨む考え。千葉側も慰留に努めている。厳しい状況だけに東京側は、最高レベルの条件提示とクラブのビジョンで誠意を示し、粘り強く交渉を続ける方針だ。
 あくまで「ジェフ残留が念頭」とのことです。









 ところで、どこのスポーツ紙も水本の移籍金は上限で3億円程度と見ているようです。
 22歳なので水本の移籍金は8。
 移籍金の上限は(今期年俸+移籍元の提示した来期年俸+移籍先の提示した来期年俸)÷3×移籍係数で出ます。
 で、来期年俸>今期年俸であることは間違いなく、Jリーグで年俸の吊り上げで選手を獲得したケースをあまり聞かない(移籍元も移籍先も近い額の年俸を提示することが多い)ことを考えると、来期年俸は4000万円近い額なんでしょうか。
 もし予想が正しければ、結構頑張ってますね。