新潟の収容率は90%超、ジェフは70%


Jリーグは18日、今季観客数の分析結果を発表、平均観客数を試合会場収容人数で割った収容率ではJ1新潟の90.6%が最高だった。平均観客数は浦和の4万6667人がトップで、2位の新潟を8000人以上、上回った。

Jリーグは2010年に1100万人の年間総入場者数を目指しており、収容率がJ1で平均%70%、J2で平均50%を超えれば、達成可能としている。J1で70%を上回ったのは新潟のほかG大阪、浦和、清水、千葉、川崎、柏、甲府の8クラブ。

 私は今年行った経営分析で収容率(集客率)は80%といっています。
 しかし、この記事では70%。
 なぜ違うのかというと、分母が違うからだと思います。


 たぶんJリーグが算出したデータの分母は、スタジアムが公表しているキャパシティ。
 私は「フクアリはどう頑張っても17000人ちょいしか入らない」という話を知っていたので、フクアリで一番入った試合(17438人)を目安にして計算しました。
 たぶん、警備のことなどをそれくらいしか入らないのでしょう。
 ちなみに今年の平均は14149人。キャパを17500人だとして割っても80.8%。ぎりぎりですけど80%を超えることになります。


 だから、そのあたりの計算は難しいです。
 新潟は実際のキャパと公表のキャパが近いのかもしれないし、浦和なんかは差があるんじゃないかと思います。
 ってか浦和の駒場とか、他チームの国立開催とかどうしてるんでしょうね…。




 まぁとはいえ、面白いデータですよね。
 新潟の90%は純粋にすごいと思います。
 しかし、残念ながら客単価は低いといわれているので、あまり利益には結びつきません。


 うちは客単価をさげてはいけないですね。スタジアムのキャパに限りがあるわけですから。
 ここから90%に近づけるのはなかなか難しいと思います。
 今後の狙い目はグッズ売上でしょう。ここが他チームに比べると、少し遅れています。
 とはいえ、商品開発も頑張ってるんですけどね…。
 湯飲みとか、イヌミミとか、カッパへの移行とか。


 となると売り場の問題なのか。
 でもなぁ、スタジアム以外でジェフサポが集まりそうなところって、どこですかねぇ…。
 姉崎のモオノキは変えられないし(笑)変えてもメリットがなさそうだし、千葉駅はそごうに一応あるし物価も高いだろうし。
 蘇我に作っても、蘇我ならスタジアムで買うだろうしなぁ。