サントリー&ニコスがJスポンサー撤退


両社合計のスポンサー料は6億−8億円程度とみられる。サントリーは撤退理由を明かさず、ニコスは「経営全体の見直しの一環」としている。
Jリーグのスポンサー契約は原則的に大手広告代理店の博報堂と関連会社が独占的に取り扱っている。最低保証額が設定されており、Jリーグが即座に大きな減収となることはない。
 なるほど、博報堂Jリーグの関係はマールボロフェラーリの関係と同じなのですね。
 フェラーリの新規スポンサーはマールボロと交渉し、スポンサーフィーは一度マールボロに入るそうです。
 んで、定額なのか、そのスポンサーフィーの何%かなのかは知りませんけど、ある程度額が決まっていて今度はマールボロからフェラーリにお金が入ることになっているんだとか。





 まぁ、要するに広告代理店みたいなことをやっているということです。
 これに反発して、マクラーレンに移籍したといわれているのが、ボーダフォン
 「せっかく大金を出しているのに、直接フェラーリをサポートできないのは何事か」といって去っていきました。
 このことから察するに、結構な額をピン撥ねされていたのでは…。


 こういった広告代理点制度が嫌で、電通と手を切ったのがスーパーアグリ
 この結果、1年目はスポンサーがたくさんついていたのに、2年目のマシンはスカスカになってしまいました。
 でも、これももし電通がかなりの額をピン撥ねしていたのなら、大差ないのかもしれません。
 また、海外の会社と契約することを考えると、足かせになる可能性もなります。


 まぁ、結果だけみれば電通と縁を切ったことで、経済的に厳しい状況に陥ってしまったのですが…。








 ともかく、博報堂頑張れ。
 しかし、観客動員数も増えてスタジアムに行けば盛り上がっているように見えるJリーグでも、NHKが撤退したりスポンサーが下りたり、全国レベルで見ると厳しいんでしょうか。