フェラーリが新たな人事を発表
ミハエル・シュマッハが引退し、ロス・ブラウン、ロリー・バーン、ジャン・トッドと、ここ数年で一気に主要メンバーがいないくなることになるようです。
メンバーが変わるのは仕方がないことだとは思うのですが、しかし他からほとんどヘッドハンティングしないというのも驚きです。
さすがのフェラーリも、これだけのメンバーがいなくなると厳しいのではないかと思うのですが。
新規主要ポストには、イタリア人が増えるそうです。
なかなか勝てなかった頃のフェラーリは、オールイタリアで戦っていました。
それを大きく変えたのがジャン・トッド(その前から少しずつ変化はあったのだけれど)。
ルノーからミハエル、ロス・ブラウン、ロリー・バーンと外国人を呼び寄せ、常勝チームを作り出すまでに至りました。
だから、その流れを変える原点回帰は果たして上手くいくのかなぁと心配です。
一方で、ホンダは国際化というか、完全に日本色を消すつもりなのではないかということで、それはそれでどうなのかと。
フェラーリは上手く伝統を残しながら、国際化を進めました。
イタリアンレッドはもちろん変えなかったし、本拠地も移さなかった。
フェラーリのカリスマ性は、そういった信念を変えなかったことで、国際化しても消えうせることはなかったとんじゃないかと思うのですが、今のホンダにはその信念というものが感じられないんですよね…。