ロス・ブラウン、チーム代表としてホンダに加入決定

 ロス・ブラウンきたー!



 一時はフェラーリに復帰するのではないかといわれていましたが、ここ数週間はホンダへの移籍が濃厚と噂されていました。
 フェラーリがこの発表とほぼ同時に来期の体制を発表していることを考えると、ギリギリまで粘ったんでしょうね。






 これでホンダが来るか!?といいたいところですが、逆に言えばホンダはこれで言い訳が出来ない状態になりました。
 最低でも2,3年の間にはある程度の結果を出さなければいけなくなるでしょう。


 もし、ロス・ブラウンが加入してもホンダが変わらないのであれば、ホンダはもう終わりでしょうね。
 こういった大物がくると、スタッフも多く変わることになると思います。
 フェラーリから後追いでやってくる人も多いでしょう。
 スポンサー獲得にも有利といわれています。
 ドライバーも変わる可能性もあるでしょう(バリチェロの契約更新も、もしかしたら?)。



 ホンダはそういった好条件をフルに使い切らなければいけません。
 だから、決して楽な状況ではないと思いますよ。







 気になるのが、ロス・ブラウンの条件ですね。
 1つは英国チームでやりたいということなので、ホンダはその条件を満たしているといえるでしょう。
 純英国チームですからね(皮肉)。


 もう1つはチームの全権を握りたいというもの。ホンダとの契約もテクニカルディレクターとしてではなく、チーム代表として発表されました。
 チーム代表で評判の悪かったニック・フライと、テクニカル部門を掌握し今年失敗作を作ってしまった中本さんはどうなるんでしょう。
 これが非常に気になりますね。











 個人的な意見ですけど、これでホンダには大いに変わって欲しいと思う一方で、日本チームであるからホンダを応援していたところがあるのでなんとも複雑です。
 まぁ、既に日本のチームではないとも言えなくはないんですけどね。