J1第29節 千葉対浦和 プレビュー

 いよいよ浦和戦です。






 今だからいいますけど、昨シーズン後半の苦戦は一番の原因は阿部にあったのではないかと思っています。
 だからといって、阿部を非難するつもりはないのですけど。





 坂本が言っていたように、昨年までのジェフは「阿部の調子次第で皆が影響を受けてしまうチーム」でした。
 阿部が好調ならチームも好調ですが、阿部が悩めばチームの皆も悩んでしまう…。
 簡単に言えば『阿部のチーム』だったわけです。


 昨シーズンの後半の阿部は、傍から見ても明らかに何かに悩んでいました。
 W杯に出場できなかったことなのか、代表に選らばれることのプレッシャーなのか、イビチャ・オシム監督がいなくなってしまったことなのか、移籍に関することなのか…。
 何に悩んでいたかは解りませんが、表情は暗く苦しんでいたように見えました。




 チームも阿部の苦しみと同じように下降気味に…。
 そして、その影響は今シーズンの前半も(結果が出ていなかったための)“自信喪失”という形で残ってしまいました。 










 しかし、その自信喪失状態もようやく今シーズンの後半から少しずつ脱してきたように思います。
 そして、今日その阿部の移籍した浦和と対戦するわけです。 





 阿部の呪縛を脱する素晴らしいチャンスではないでしょうか。
 相手は首位の浦和。こちらはレギュラーに怪我人が複数出ており、決して万全な状況とは言えません。
 しかし、選手達のモチベーションは高いはず。


 厳しい状況ですが、気持ちで負けないようにして欲しいと思います。
 まずはサポーターが声で負けないようにしないといけませんね。