中国GP決勝リザルト

 中国GPの感想を述べる前に、交通事故で亡くなったノリックこと阿部典史氏に、お悔みを申し上げたいと思います。
 急なことで実感がわきませんが、これが現実なのでしょう。
 安らかにお眠りください。


 それにしても、加藤大治郎に続き、ノリックまで…。
 若くから期待された日本人ライダー2人が、こんなにも早くこの世を去ることになろうとは…。言葉になりませんね。





 さて、気を取り直してF1です。





 ここまでルーキーとは思えない落ち着きぶりだったハミルトンでしたが、タイトルのかかったレースで痛恨のミス。
 タイヤに問題が生じた状態だったとはいえ、ピットの入り口でグラベルに突っ込みリタイアとは前代未聞です。
 そこまでは安定した走りだったので逆に驚きました。


 これで決戦はブラジルGPへ。
 まだハミルトンが有利な状況とはいえ、走ったことのないコースとプレッシャーを相手に、どこまでやれるのか注目ですね。




 ライコネンは、ここに来て調子を上げてきましたね。
 そういえばマクラーレン時代も主役にはなりきれないけど、シーズン後半に巻き返して盛り上げてくれていましたね。
 いや、フェラーリファンからすればそれじゃ困るんだけどさ(笑)





 佐藤琢磨は相変わらずロケットスタートはいいんだけど、予選が厳しい。
 このままいくと、開発の主導権もデビットソンに移るんじゃないでしょうか。
 日本製のチームとは言え、開発はイギリスの現地スタッフが主体なわけだし、本格的に厳しい状況になってきました…。





 驚きだったのはベッテルトロ・ロッソ
 ここまでマシンが速くなってくるとは、誰も予想していなかったのでは。
 トヨタあたり、ベッテルを狙っても面白いんじゃないの?と思うけど、大物が連れなかったら日本人ドライバーなんでしょうか。






 
 ともかく中国の結果で、ブラジルが楽しみになりました。