J1第28節 甲府対千葉 プレビュー

 ジェフ新記録となる6連勝をかけた試合となります。
 相手は降格争いの中にいる甲府
 相手も負けるわけには行かないでしょうから、厳しい試合になるのではないでしょうか。





 前回の甲府戦を振り返ってみると、ジェフはいつもとは少し違った戦術で臨んでいます。
 リベロなしの3バックで、相手3トップと対峙する作戦です。


 相手の3トップが全員日本人選手だったということもあり、斉藤、水本、池田の3ストッパーでDFラインを構成。
 この3人が、相手3トップに勝てるという見込みがあったからこそ出来た作戦だったと思います。


 その上で甲府はショートパスを繋ぐサッカーを理想に掲げているため、上手く出所を押さえればそこでボールを奪えるだろうという目算もあったはずです。
 


 この作戦が見事に機能し(それでも監督は評価されないのよね)、3-2で勝利。
 楽な試合ではなかったですけど、新しい可能性を引き出せた上で勝てたのだから、今から振り返ってみてもいい試合だったと思います。





 とはいえ、相手もメンバーが変わったりしていますし、今回はその作戦で行くとは思えないですけどね(笑)
 相手は3人も出場停止がいるためスタメンが読めないことも、“相手の良さを消すサッカー”を目差すジェフにとっては、判断力が問われてくると思います。
 もっとも、さすがに甲府の方が出場停止によるダメージは大きいでしょうけど。













 ところで、J's GOALのプレビュー、どうなんでしょ…。
 ジェフにとっての今の現状は「夢のような5連勝」なんだそうで。
 私にとっては「ジェフはこれから良くなる」と思っていたので夢でもなんでもないんですけど、この人は単純にそれを予測できなかったってことなんでしょうね(笑)
 もっとも、私も5連勝を予測していたわけではないけども。


 まぁ、それよりも気になるのがこれです。


前節の川崎戦では主審がフェラーリのように赤い笛を持っていたために、笛を持った手を挙げるたびに「レッドカードか?」と何度もビクビクしたが、結局はイエロー6枚(川崎は3枚)で退場者2人という残念な結果になった。
 フェラーリに塗られている赤はイタリアンレッドであり、本来のフェラーリカラーではないわけです。
 フェラーリがF1に参加を決めたときに、国を代表するために…といった感じで塗られたのが初めなはずです。
 その当時のF1はカーレースの世界大会という位置づけに近かったため、各チームが自国のナショナルカラーを塗るのが定番だったわけです。


 それだけならまだいいんだけど、フェラーリのコーポレートカラーは何なのかというと、フェラーリイエロー…ようするに黄色です(笑)
 黄色が本当のフェラーリの色なわけです。
 フェラーリのエンブレムもイタリアの国旗が小さく入っているため、ちょこっとだけ赤もありますけど全面的に黄色がメインとなっています。





 にもかかわらず、この赤にフェラーリを持ってきて「フェラーリの色が出るのかと焦っていたけど、フェラーリカラーじゃない黄色が出ました」的な言い方は、ちょっとというかF1ファンの私にとっては違和感ありまくりです。





 どうでもいい?まぁそうなんですけどね。


 でも、例えば日本代表の青も、日の丸もやっぱり両方大事なものであって、どっちかを否定というか無視されるような書き方はなんとなく気になるじゃないですか。
 ジェフでいえば、黄色も緑も赤も紺も…ってちょっと多すぎだけど(笑)