J1第23節 千葉 6-0 大分
久々の大勝ですね。
「レイソル戦は今年一番の出来」と選手が口々に言っていたくらいですし、大分もあまりいい状況ではありませんでしたので、この試合は力さえ出し切れば勝てると思っていました。
もちろん、まさか6-0になるとは思っていませんでしたが(笑)
勝敗よりも内容というか、どのように勝つかがポイントだったと思います。
注目したのはゲームメイキング。
前半のジェフは抑え気味でした。
中断明けから内容は悪くなかったジェフですが、なかなか90分持たない。
45分はいい内容のサッカーを維持できるけれど、後の45分でやられてしまうサッカーが続いていたため、最初の45分は我慢しようという狙いだったんでしょう。
連戦で、コンディションも厳しいでしょうしね。
それがこの試合では上手くいったと思います。
こういった作戦でも我慢しきれず失点してしまうこともあるのですが、1-0で踏ん張ったんですから。
それにしても、相変わらずビルドアップの段階で何度もミスしていた水野が、一発で勝負を決めてしまうんですから、サッカーというのはわからないですね…(笑)
試合当初はボールを失いすぎていたので、気負いすぎているのかな?とか思っていたのですが。
水野は素晴らしい活躍でしたけど、レイナウドがマーカーを引き連れていたというのも大きかったですね。
シーズン前半は水野ばかりにマークが集中して、可哀想な感じの試合が何度もありましたし。
逆に大分からすると、ちょっと水野へのケアがおろそかだったんじゃないかなと思います。
そのレイナウドもまだまだな感じはしますけど前半40分あたりでしたか、水野が激しくチェイシングにいって逆サイドまで選手を追いかけていったとき、左サイドの根本のケアに入っていったのには軽く感動を覚えました。
守備に関しては色々言いたくなる選手ではあるのですが、少なくとも真面目な選手なんだなという感じはしました。
DFラインの上げ下げに関しても積極的にコーチングをしていましたしね。
DFも前半は何度か厳しい時間帯がありましたけど立石の好セーブなどで何度か防ぐと、後半は危なげなかったですね。
中島の攻撃参加のタイミングも地味に効いていました。
完封は大きいですよ。
さてさて、快勝したのは正直に言ってものすごく嬉しいですけど、6-0だろうと勝点3という事実には変わりありません。
次に繋げること、これで油断しないこと、これが非常に重要です。
次はアウェーで新潟戦ですから、厳しい試合になると思います。
でも、この試合でのプレーを再現できれば、いけるんじゃないでしょうか。
それにしても、怪我で交代した巻とレイナウドが心配ですね。
2人とも、代えのいない選手なだけに…。
レイナウドはレイソル戦でも負傷退場だったし、怪我のことを考えると90分は持たないんだろうなぁ。
あぁ、で、水野とアマル監督は仲いいでしょ?
本当に嫌いなら無視するでしょうし。
あの2人はアマル監督がコーチ時代、水野が試合にもでれなかった頃から、一緒に居残ってFK練習(半分遊びだけど)とかしてたんだから、非常に付き合いは長いんですよね。
何かあっても言い合える仲ってことですよ。
何気にノリが近い気がするし(笑)