「反町監督、川淵の“温情”断る」

 私達はもしかして、協会とマスコミによる素晴らしい自作自演を見ているのではないかと、本気で疑うようになりました。



最終予選直前なのにフルメンバーを呼べない状況で4カ国対抗戦になぜか参加

勝ったら勝ったでU-20組のおかげとマスコミは騒ぐ

負けたらU-20組は関係なくチーム(現場)の責任と騒ぐ

逆風を考えれば決して悪い結果じゃないのに、急に川淵&マスコミ騒ぎ出す

協会が川淵様の“粋な計らい”で、Jリーグをないがしろにし合宿を伸ばす案を提示

反町さん当然断る。Jリーグに被害を与えるし、所詮伸びても2,3日だし
(中国遠征の期間なら1週間はもらえたのに)

これを何故かマスコミが「川淵様の温情を蹴った反町」と騒ぐ。
スポニチにいたってはベトナム戦の結果次第で反町監督クビも





 普通に考えれば中国遠征で結果が出なかったのは、フルメンバーを呼べなかった協会のスケジューリングのせい。
 謝るべきは、その協会トップの川淵であって反町監督ではないはずです。


 その川淵がJリーグを潰してでも合宿の日程を延ばすというのなら、まずJリーグに頭を下げるような発言をすべきだし、反町監督にも謝罪してから話しを進めるべきでしょ。
 温情だなんて、とんでもない。スポニチにも「川淵の好意」と書いてあるが、常識的に見れば単なる自分達のミスを現場に押し付けた上、Jリーグに被害を被せて解決しようとしたわけで、そんなものは許されるべきレベルではないでしょ。






 これにより、川淵とマスコミはもし五輪代表に何かあった場合に真っ先に叩く先が決まった上、協会の責任逃れの準備にも成功したわけです。なんと素晴らしい。
 「川淵様の温情を断った反町のせいで負けた。せっかく川淵様が、中国で結果の出せなかった五輪代表の心配をなさって素晴らしい提案をなさったのに、それを無視した反町が悪い」とね。




 しかし、現実は違います。
 中国遠征は全くのBチームで臨んだ上、中国の運営は酷く、チームを評価すべき状態ではなかったわけだし、その妙な大会に参加すると決めたのは協会自身です。
 しかも、この大会の開催時期は最終予選間近で、強化を考えれば絶好の機会だったはずなのに、協会はそのチャンスをみすみすふいにしてしまったわけで…。








 貴重な合宿を組める時間をBチームで無駄にしてしまったことはもとより、4カ国対抗戦とかいう初めから怪しげだった大会に参加してしまったことも含めて、責任はスケジュールを組んだ協会にあるべきだし、川淵はむしろ反町監督に謝罪すべきでしょ。