騒がしかったハンガリーGP

 ミッキーマウスサーキットの代表格であるハンガロリンク
 やはり微妙なレースになってしまいましたね。




 それにしてもフジテレビはなぜハンガロリンクモンテカルロなど、つまらないサーキットばかり早い時間から放送するんでしょうか(笑)
 今年のモナコはあんなに酷かったのにね。とはいえ、モナコには伝統があるためやめられないでしょうけど。






 ですから、東京都心でのレース構想にも当然反対です。


 この構想には自称レース好きの石原慎太郎都知事が絡んでいるんでしょうけど、本当にレースが好きならちゃんとしたサーキットでも作ればいいわけで。
 東京だって少し都心から離れれば土地があるんだし、ただでさえF1はパッシングシーンの少ないカテゴリになってしまっているというのに、それをますます酷くしようとする発想が全く理解できません。


 それと、F1を開催するだけで数十億円のFIAへの上納金がかかるわけですけど、そのお金を支払えるんでしょうかね。
 お台場で開催となれば、フジテレビもある程度は協力しそうですけど。








 例のアロンソのペナルティは、ロリーポップが上がってからも数秒ピットに止まり続けていた、ということでアロンソへのペナルティは妥当かなと思うのですが、マクラーレンに対してのペナルティ(ハンガリーGPでのコンストラクターズポイント加算はなし)はどうなんでしょう。
 チームが無線でロリーポップが上がってからも「止まっていろ」といった可能性は残っていますけど、予選後ロン・デニスはかなり怒っていましたからねぇ…。


 このあたりは予選後の調査によって、FIAの中では既に明らかになっている可能性もあります。
 マクラーレンには「F1の価値を下げた」という意味でペナルティが下ったようですので、はっきりとした証拠(無線の記録)があるのかもしれませんね。




 どうもその前にチームからの指示で、ハミルトンにアロンソを前に行かせるように言われたのをハミルトンが断ったことが、今回の件の発端ではないかといわれているようです。
 要するに復讐ということになるんでしょう。


 そう考えると、ペナルティもある程度は仕方のないことのように思います。







 佐藤琢磨はウィークエンド通して、アンソニー・デビットソンに前を行かれてしまいました。
 予選では車検に引っかかって、2アタックしか出来なかったのが痛かったですけどね。
 レースではデビットソンはルノーと絡んでリタイヤということで、結果的には琢磨が前に行くことになりましたが、それまでは終始デビットソンが前。
 ちょっとここは辛抱どころですね。


 ここ数レース、決勝では安定した走り、予選ではちょっと物足りない…と数年前とは全く逆になってしまいましたね(笑)
 ファステストラップでは10位でしたし、次に期待するしかないですね。







 まぁ、それよりも酷かったのが、その琢磨に長い間前に行かれていたマッサと、完走したドライバーでは最下位となったホンダ(最下位はバリチェロ。バトンはリタイヤ)。
 ここはもう笑うしかありませんね。
 

 F1復帰を果たした山本左近も自分のミスで早期にリタイヤ(しかもマシン大破)。やってはいけないことをやってしまいました。
 次戦トルコではニューマシンが投入予定だったわけで、ここでは勝負よりもレースマイレージを稼いでおきたかったのですが…。
 うーん、もったいない。