スポンサーによる新組織設立

Jリーグ「ジェフ」、後援企業が交流 地域活性化へ組織


 開幕直前に日経新聞にジェフに関するニュースが掲載されており、ネット上にもアップされましたのでご紹介を。
 会員登録しないと全文は読めないということでどこまで取り上げていいかはわかりませんが、まとめると一定額以上のスポンサー料をジェフに支払っている一部企業が組織を作り、情報交換をしていったり社員教育の場としてジェフを使用していく計画があるそうです。
 これによりジェフ側は新たなスポンサー獲得を目指し、5年後には営業収入を10億円以上伸ばす目標を立てているようです。


 この組織によって新スポンサーが集めるという点に関してはいまいちピンときませんが、スポンサーにも利点を増やし、参加企業を囲い込む意味ではプラスなのかもしれませんね。
 また、この組織はスポンサー手動で進められていくということで、そこも珍しいポイントですね。
 新しい可能性を広げるという意味でも期待できるかもしれませんし、ジェフによる運営よりもうまくいくのかもしれません…(笑)



 ジェフは以前「ユナイテッドパートナーズ」という名前で、10万円からでもスポンサーになれるシステムを運営していたことがありました。
 これは小口でも多くのスポンサーを集め、親会社と関連企業からの自立を図るという意味もあったのではないかと思います。
 地元の中小企業などにとっても、小口スポンサーの募集を大々的にジェフが掲げれば、比較的気軽に参加しやすいというメリットがあったのではないでしょうか。
 当時とはフロントの体制も変わって今はなくなっているはずですけど、趣旨も含めて個人的にはよい企画だったと思います。



 とはいえ、一番大事なのはそういったシステム作りだけでなく、内容も伴うことでしょう。
 親会社・スポンサーにとって、メリットを見出せるかどうか。
 それだけの魅力のあるクラブに出来るかどうか。
 それが何よりもベースになる部分なはずですから、頑張ってほしいですね。