鳥栖との練習試合は4-2で勝利
石垣島から沖縄本島南城市に移動して、キャンプ後半を実施しているジェフ。
2月4日には鳥栖との練習試合が行われたそうです。
本日のトレーニングゲームの結果(ジェフ公式サイト)
35本×4本の形式で試合を行い、4-2でジェフが勝利。
幸先の良い初の練習試合ということになるはずですし、相手はJ1のチームですから幸先の良いスタートですね。
鳥栖は2011年、ジェフが昇格争いで敗れたチームでもありますし、勝ててよかったかなと。
まぁ、あちらはそんなことを意識してはいないでしょうし、単なる練習試合だと考えているでしょうけど(笑)
この練習試合で今期のチームの全貌が少しずつ見えてくるのかな?と期待していたのですが、出場したメンバーはもちろんのこと、得点者の発表もなしとのこと。
チームのためならばもちろんそちらを優先すべきですが、ちょっと残念ですね。
鳥栖のほうは公式サイトで出場メンバー、得点者を発表しています。
写真も掲載されており、ジェフの選手も写っていますね。
トレーニングマッチ結果 (2/4 vs.ジェフユナイテッド千葉)(鳥栖公式サイト)
豊田や外国人選手、清武弟なども出場しており、ほぼベストメンバーがそろっての練習試合だったのかなと思います。
その中で、1本目、2本目と3本目、4本目で主力メンバーとサブ組をシャッフルした感じでしょうか。
鳥栖はユン・ジョンファン監督で3年目ですし、メンバーやベースを固める時期というよりは、新たな可能性だとかチームに刺激を与えたい時期に履いているのかもしれませんね。
公式サイトによるとジェフは、リーグ開幕戦まで練習試合の出場メンバーや得点者の公表を控えたいとのこと。
しかし、果たしてそれにどれだけの意味があるんでしょうか。
練習などもライバルチームが視察に来ようと思えば来れるでしょうし、そもそもプレシーズンマッチのちばぎんカップもあって、その時にメンバーなどの情報は他チームにいきわたるでしょう。
もしかしたら、その前にエルゴラなどのマスコミが練習試合でのメンバーなどを掲載するかもしれませんし、ネット上でもサポやファンなどがどんどん情報を流してしまう時代(それもどうなのかとは思いますが…)。
その中でリーグ開幕戦まで情報を隠すメリットというのは…。
自らの手でみすみす情報をさらけ出したくはないということなのかもしれませんけど、こういった情報というのはファン心理をくすぐるものでもあるはずで、スポーツクラブの運営というある種のエンターテイメントを提供する業界なわけですから、もう少しそのあたりも考えてほしいような気もしなくもないです。
今回に限らずですけど、ジェフはそういったファン心理をうまくとらえられていないというか、盛り上げるのが得意なようには見えないですね…。
あるいは公式サイトでの情報を隠すことによって上記のように情報を流すマスコミへのサービスなのか、単純にHP担当者が面倒に思っているだけなのか(笑)
もし本当にチームのために、情報を隠してリーグ戦に向けて優位な状況で戦いたいという意味でのことなのであれば、中途半端にやらずに隠し通すべきだと思いますし、状況によってはちばぎんカップなどもベストメンバーを隠すくらいの気持ちで行くべきだと思うわけですが、実際監督やコーチなどはどのような考えをお持ちなのでしょう。
昨年ジェフが掲げたスローガン「脱甘」ですが、「甘さ」の反対が「厳しさ」なのであれば、こういった小さな部分でも中途半端さというのは残してほしくないように思ってしまいます。