ブログとtwitterとの違いとブログを続ける意味

 突然でビックリでしたが、ジェフタイムさんもブログ終了を発表されました。
 珍しく私を慕ってくれていた後輩ブログがなくなってしまうということでありますが、時間の問題もあったということで仕方のない


『ジェフタイム』さんは現場にも足しげく通っている印象で、自分なんかよりもサッカーが好きなんだろうなぁと感じております。
 私はブログの構成などを見てもわかると思いますが、もちろんサッカーも好きなんだけど、スポーツ全般が好きなんだと思います。
 そういうとサッカーに対して覚めているようにも見られるかもしれませんが、自分としてはサッカーに限らず他のスポーツを見ることで、サッカーに対する見方だとか表現力の幅も広がっていけばなぁと思っているところもあったりします。
 まぁ、これはスポーツに限ったことではなく、実際スポーツと全く関係のないwiki編集などもしていたりするのですけど、それもこのブログなどに何かつながるところがあればと思ってやっているところもあったりして。
 残念ながらまったく身になっていないですけど(笑)



 しかし、こう連続してブログが終了してしまうと、いろいろ考えるところがありますね。
 ここ数年、サッカーブログも減っている(あるいは休止になっている)ところが多い印象で、時間の問題だったり、お仕事の関係だったり、体調の問題だとか理由はそれぞれ違うと思います。
 ただ、やっぱりtwitterなどミニブログの影響も多少はあったりもするのかなぁと。
 確かにtwitterなどのほうが気軽につぶやけますし、リアクションが素早く来て楽しい面もあると思います。
 自分なんかは毎日ブログを更新する分、twitterで話すとネタがなくなってしまう心配もあるので、うまく使いきれていない感もありますが(笑)
 まぁ、1試合において多い時は5回にも分けて試合を振り返っていたりするわけで、そのやり方もどうなのかと正直思ってはいるんですけどね…。


 また、twitterにおいてはもちろん他の人と対話しやすいというのが、大きなメリットでもあると思います。
 その中で新たな意見を聞けたりだとか、逆に自分の中ではっきりしていなかったことが、他人との会話の中で整理されていくことなどもあります。
 ただ、その意見を最終的にまとめる点においては、文字数制限もあって難しいところがあるのあるかなと。
 そういう点ではブログの方が優れており、それぞれに良さがあると思います。



 言わばtwitterは討論の場であり、ブログはプレゼンテーションの場というか。
 個人的には文章の完成形としてブログというのは残ってほしいと思いますし、そういう意味で理由はどうあれブログというものが減っていく傾向にあるのであれば、それは残念ではあります。
 自分も冒頭に言ったようにブログへの刺激を受けるためにも、他のブログを読むことは多いですし。
 まぁ、そういった意味ではジェフのブログより他チームのブログを読むことのほうが正直多いですけどね。
 ジェフのブログに関しては、自分の意見と比較として読むことのほうが多かったりします。
 昔はそうではなかった気もしますが。
 あまりジェフサポのブログを見て影響されるのもまずいですし、かといって他の方の意見というのも聞かないといつの間にか取り残されている場合もあるかもしれないですしね(笑)


 自分が参考にしているブログは、ブックマーク代わりにしているアンテナのほうを見ていただければと思いますが、やはり更新してないブログも増えてきてしまっていますね…。
 個人的には意外ときっちりとしたブログよりも、自由に書かれているブログのほうが好きで、そういう意味でもわりと硬い表現しかできていない自分のブログはどうなんだ…?と思ったりしますが。



 今回の『ジェフタイム』さんや『イヌゲノム』さん、『おこのみジェフ屋』さんなどなど、やめられた方達にもエールのようなものをいただきましたし、自分もブログを読むのが好きですので、出来る限り頑張っていきたいと思います。
 オシム監督が「見る側のレベルを上げないと裾野が広がっていかない」とおっしゃっていたことがありまして。
 私がブログを通じて自分の考えを発することで、ほんのちょっとでもそういった部分の手助けになればなぁという考えが、自分がブログを続けるベースだったりします。
 自分としてもブログを書き続けることで、試合中の細かなところまでチェックするようになりましたし、そういう意味でもブログを続ける意味というのはあったんじゃないかなぁと思います。
 もちろんそれはtwitterなどでも出来なくはないのでしょうけど、どうしても短い文章では考察が浅くなってしまいがちですし、タイムリーな発言ではないとウケが悪かったりしますしね。
 なんとなくそれっぽいことを言えば拡散される場合も見受けますけど、実際にその裏まで伝わっているかどうか?本当に正しいのかどうか?というのは疑問だったりすることも多々ありますし。


 ということで、『ジェフタイム』がなくなるのは正直残念でもありますけど、大変さももちろんわかるところですので、ひとまずはお疲れ様でした。
 …サッカーと同じで、自分みたいなベテランがなかなか辞めないから、次が苦労したりするんでしょうか(笑)