結果を出せるか?栃木、水戸とのアウェイ2連戦!

 4月1日エイプリルフールは、アウェイで栃木との対戦が行われます。
 続いて翌週の4月8日には好調水戸との試合も控えており、こちらもアウェイゲームとなります。
 前節徳島戦ではよいプレーができていましたけど、ホームでの試合はうまくいっているもののアウェイでの試合は結果・内容ともに厳しいものになっているジェフですから、ここからの2連戦で結果を出せるかはすごく重要ですね。



 栃木はオフに那須川、大久保、堤などが退団。
 ロボ、水沼といった攻撃陣もJ1に移籍してしました。
 當間、山形、菊岡などを獲得はしましたが、台所事情は厳しいのかな?と感じました。


 戦術的には昨年までと同じで、4-4-2でコンパクトなサッカーからカウンターというのが狙いなのかなと思います。
 昨年はその攻撃の中で変化をつけていたのが水沼だったわけですが、今年は高木と河原の飛躍に期待するということなのでしょうか。
 昨シーズンも後半から失速していただけに、外から見ているとどういたビジョンなのかな?というところに疑問を感じる部分もなくはないかなぁと感じるところもあるような気もします。


 今期は開幕から甲府、大分に2連敗した後、徳島には1-0で勝ちましたが、富山、愛媛には引き分けとなっています。
 なかなか結果は伸びていない印象ではありますが、多少メンバーも入れ替えて徐々にチーム状況は改善されているのかもしれませんし、ジェフとしては油断せずに戦いたいところです。



 とはいえ、ジェフに関しては相手のリサーチも重要とはいえ、ともかくアウェイでも自分たちのサッカーができるかが何よりも大切ですね。
 ホームほどの動きはできなくても、コンディションの悪い中でいかに戦えるか。
 なるべくコンディションを保ちたいところではありますけど、コンディションが優位でなくても勝てるサッカーというのを築き上げていきたいところです。


 特に注目なのは、自分たちのサッカーである、パスをつなぐ部分をやっていけるかどうか…といったところでしょうか。
 前節徳島戦では右サイドから押し込むも、最後の質はもう少しといった印象で。
 クロスやラストパスの精度はもちろん、中の選手の入り方も工夫していかなければ行けないんじゃないかなぁと感じました。
 藤田もポストや守備では貢献していますが、空中戦ではもう1つなのかなと感じましたし、深井がゴール前に入りきれずに中央が人数不足となるシーンもありました。
 意外と大岩がSBの位置から、ゴール前に飛び込んでいったほうがおもしろかったりするんでしょうか?(笑)
 何度もそれをやり続けると体力面が心配ですし、守備の対応の問題もありますが。
 基本的にはレジナルドがしっかり守備をし大岩にも強さを感じますから右サイドは安定していくのかな?といった感じでしたし、今後はより左サイドを狙われる可能性もあるかもしれませんね。
 そのあたりをうまくケアできるかどうかも、今後重要になってくるのではないかと思います。



 今年に入ってから…というわけでもないのでしょうけど、ホーム・フクアリでは自分たちの動きの良さもさることながら、相手のコンディションが整っていない印象も強く感じます。
 先日twitterで反応していただいた、西部さんも犬の生活で「日本も以前はあまりホームとアウエーに差がなかったものですが、最近はそうでもなくなっています」とおっしゃられています。
 どうしてJリーグでもそういった傾向になってきたのかが気になるところではありますが、確かにジェフ戦に限らず他の試合を見てもホームのチームの方が動けていることが多いような気もします。
 となると、アウェイでの苦戦はジェフの問題だけではないともいえるのかもしれませんが、J2で上位進出を目指すためにはアウェイでも結果を出せるようになっていかなければいけないことには変わりないと思います。
 今後のアウェイゲームを占う上でも考えても、この2試合でどれだけ勝ち点を稼げるかが重要になってきそうですね。
 良い結果を期待したいと思います。