トヨタ、ル・マン2台目のドライバーを発表

 今年からル・マン24時間耐久レースなどへの参戦を決めたトヨタが、2台目のドライバーを発表しました。
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 ドライバーはアンソニー・デビットソン、石浦宏明セバスチャン・ブエミの3人。


 日本でもなじみの深いデビットソンは、2001年イギリスF3でシリーズ2位。
 このときのシリーズチャンピオンが佐藤琢磨で、同じカーリン・モータースポーツに所属していました。
 佐藤琢磨はシーズン前からチャンピオン最有力候補で、デビットソンはあえて琢磨のチームメイトを希望したとか。
 その後、BARのテストドライバーに所属し、2007年にスーパーアグリでレギュラードライバーとしてF1にフル参戦。
 カーリン、BAR、スーパーアグリ佐藤琢磨と共に戦った経験のあるドライバーということになります。
 昨年はプジョーからル・マンに参戦し、4位フィニッシュを果たしています。


 石浦はトヨタ系のドライバーですね。
 トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラムにも契約し、2007年にはSUPER GTのGT300クラスでシリーズチャンピオン。
 現在はフォーミュラ・ニッポンとGT500クラスに出場しています。


 ブエミは昨年までレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソからF1に参戦。
 それまでもレッドブルからのサポートを受けていましたが、目立った成績は残せず、シートを失います。
 意外な名前ではありますが、今回の発表前からトヨタからのル・マン参戦が噂されていたので、さほど大きな驚きはないですね。



 堅い人選ではありますが、ル・マンでの実績に関しては少ない印象もありますね。
 ちなみに一台目のマシンは、アレクサンダー・ブルツ、ニコラス・ラピエール、 中嶋一貴 が決定しています。



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