バーニー・エクレストン、名誉メディアパスを自ら贈呈
今シーズン、F1でなんと500レースの取材を達成した金子カメラマン。
その功績を称えてF1界のボス、バーニー・エクレストンから名誉メディアパスが贈呈されたようです。
名誉メディアパスが発行されること自体が珍しい事例なのだそうで、日本のF1ファンにとっても誇らしいニュースですね。
おめでとうございます。
こうやって細かな気配りが出来るところが、バーニーのすごいところなんでしょうねぇ。
今年の東日本大震災直後には、小林可夢偉が欧州メディア関係者向けに日本国内の状況説明を行おうとしていたのですが、そこにフラッとバーニーが来て「日本GPは絶対やるから」と話したり、被災者3000名を招待したり。
昨年初開催で様々な混乱があった韓国GPでも、現地に赴いて諸問題を解決して回ったり。
バーニー・エクレストンはF1のテレビ放送ビジネスをまとめ上げ、現在のF1の商業面を作った人物です。
F1の最大権力者であり、世界長者番付の常連でもありました。
しかし、一方でその権力を振るい関係者にも恐れられる、ワンマンな人物であるとも言われています。
そういった人物がなぜこれだけ大きくなったF1界のボスでいられ続けているのか…というのは疑問でもあったのですが、現在の商業面を作ったというだけでなく、今回のように細かなところまで配慮ができる人物でもあるというところが大きいかもしれませんね。
レース前のグリッドやパドックでも多くのドライバーや関係者と話しこみ、コミュニケーションをとっている姿がテレビでも映し出されています。
まぁ、テレビに自信が映ることで、自身をアピールしているところもあるのかもしれませんけど、そういった見られるという部分も含めて、自分の立場を最大限まで活用している印象を受けます。
このあたりが、単なるワンマンなボスとは違う、バーニーの優れたところなんだろうなぁと感じました。
ジェフの島田新社長はそういったワンマンな性格な方ではないと思うので、どちらかと言えばJFAの小倉会長のように調整役タイプなのかもしれませんけどね。
それでも、周りの空気を読めることが、優れたリーダーになるためには重要なのかもしれませんね。
時と場所と場合に応じて、必要なことを必要な分だけ行う。
そこの意思決定が大切になってくるはずですから。
明日、明後日は更新お休み。
明後日は臨海でのジェフリザ最後の試合も行われますね。