日本GPから連戦で、今週末は韓国GP

 大観衆の集まった鈴鹿の盛り上りやベッテル・チャンピオン決定の余韻に浸りたいところですが、今週末は連戦で早くも韓国GPが行われます。
 韓国までの移動時間だけでなく、空港からの距離も遠いと不満の声が多い韓国インターナショナルサーキットですから、このスケジュールは関係者にとっては大変なんじゃないかと思います。


 昨年は観客席の建設の遅れなどで不満も多発した韓国GPですが、今年は無事開催できるのでしょうか。
 もっとも韓国GPの翌戦には今年F1初開催となるインドGPが控えているわけですが、こちらも工事の遅れや関税関係の問題の解決、地元農民のストライキなどいろんな問題を抱えていますので、初開催はどこもこんなものではないかな…とも思うのですが。
 来年はアメリカGPがテキサスで開催される予定になっていますが、こちらも資金面の問題で開催が不安視されていますし。
 それよりもコースに関しては面白い部分もある韓国ですから、単純にレースが楽しみです。



 さて、鈴鹿では小林可夢偉が予選でQ3進出、セルジオ・ペレスが決勝で8位フィニッシュと好調だったザウバー
 鈴鹿に向けて大幅なマシンのアップデートを行ったため、これが功を奏したのではないかと思われます。
 韓国GPも鈴鹿と似た性格のあるコースであるとチームは考えているようで、ここでの結果も期待したいところです。
 ちなみに、コンストラクターズ争いでは、6位フォース・インディアが48、7位ザウバーが40、8位トロ・ロッソが29となっています。


 また、上位争いではチャンピオンこそ決まってしまいましたが、鈴鹿ではバトン、アロンソベッテルが接戦を演じてくれました。
 残り4レースとはなりましたが、来季に向けての準備期間という意味合いもありますし、単純にレースを盛り上げるという意味でも、この3チームの戦いは楽しみですね。


 前回は雨のレースとなってしまいましたから、今回はドライコンディションでの決勝を見てみたいなぁと思います。
 早々にチャンピオンが決まって注目度の低下が懸念されているようですけど、それを吹き飛ばすほどの熱いレースをお願いしたいところです。




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