レッドブル、日本食の食材を使わないという報道を否定
Red Bull Racingはこの日本グランプリにおいて、グランプリ期間中に提供する食材について、新鮮な国産食材を大規模小売店、スーパーマーケット、ベーカリーなど、日本のフード・サプライヤーから仕入れております。
(中略)
グランプリ期間中、「日本の食材を一切使わない」、「日本の食材を食べないようスタッフに指示した」というような事実はございません。(レッドブル公式サイト)
この報道が出たのが、今週初め。
火曜日にはYahooのトップニュースでも取り上げられ、日本でも一部で大きな反響が出ることとなりました。
初めに記事を読んだ時点で「日本でも話題になるのかな。飲料系メーカーだけに問題になるんじゃないかなぁ」とか思っていたのですが、予想通りの展開で。
しかし、レッドブルによる火消しは、すごく早かったですね。
火曜日に話題になって、水曜日の時点で公式リリースを発表し、内容を否定しました。
さすがこれまで宣伝だけで成功してきたところがあるレッドブル(レーシングじゃななく本社の方)ですね(笑)
あまりマーケティングに気合を入れていないんじゃないの?と思われる日本国内で、しかも起こり始めた騒ぎだったのに素早く対応してきました。
世界規模で大々的なスポーツマーケティングをしていくためには、これぐらいのことができないといけないということですね。
レッドブルを特別に応援しているわけではないですけど、ベッテルの優勝が日本GPで決まるのであれば、それに水を差す形になってしまっては残念だなぁと思っていただけに、レッドブルの素晴らしい対応だったと思います。
なお、レッドブルは10月10日に、横浜の日産本社でトークショーを行うそうです。
参加者はベッテル、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイとすごいメンツ。
それだけ日産・インフィニティは大きなバックアップを予定しているということでしょうか。
KERSの電池関係で?
しかし、日本GPの翌日に横浜でということになりますし、これでは優勝が決まったとしても鈴鹿でのパーティは壮大にやれないですね…可哀想に(笑)
当日はUstreamでも配信が予定されそうです。