工藤、ジェフ戦のメンバー入りできず

 話は少し戻って、京都戦のエピソード。
 昨年までジェフでプレーしていた京都MF工藤ですが、やはりジェフ戦には強い思い入れがあったようですね。

この試合を人一倍待ち望んでいた選手がいました。それは今季、千葉から移籍してきた工藤選手です。しかし、彼は遠征メンバーに入ることができませんでした。1月に負った大怪我を克服して復帰するにあたり、このフクアリでの千葉戦は工藤選手にとって一つの目標でもありました。それだけに、今回のことはショックだったと思います。
メンバーに入れなかった理由は自身のパフォーマンスやシステム変更によるリザーブ選手の変動などに加えて、他の選手達が調子を上げてきたこともあげられます。(BLOGOLA

 陰ながらこっそりと期待している工藤の京都での活躍。
 しかし、やはり簡単ではないようですね。


 シーズン序盤の京都は新しいパスサッカーにチャレンジし始めている状況で内容的にも苦しんでおり、ここに経験豊富な工藤がいれば…と傍から見ながら思っていたのですが、現在は大木監督の下で半年以上経ち、チームのやりたいこともある程度実現できるようになってきている印象で。
 ここまで今のサッカーを築き上げるためには、選手間の連携も重要だとも思います。
 しかも、クラブとして「若手を積極的に使う」という意欲を強く感じる状況があるんだと思いますし、27歳の工藤にとってはより難しい立場になっている…と。
 27歳ならジェフなどではまだ中堅レベルですけど、京都ではかなり上の年代になってしまいますしね(笑)



 とはいえ、若いチームが本当に苦しい状況になった時に、経験豊富な選手というのは必要になってくる可能性もあるかもしれませんし、頑張ってほしいと思います。
 工藤としては、その時に何か”違い”を見せられるかどうか。
 もしかしたら、ジェフにいた時以上に「自分のプレー」というのが、求められたりするのかもしれませんね。